新型コロナの影響による巣ごもり需要も手伝って、世界的大ブームとなった任天堂の Nintendo Switch ソフト『あつまれ どうぶつの森』(あつ森)。2020年3月の発売開始から2020年12月末までに世界3,118万本(うち日本は919万本)というかつてないペースで売れており、日本国内では『スーパーマリオブラザーズ』(681万本)や『ポケットモンスター赤・緑』(822万本)を上回り、歴代最多販売本数を記録しています。
発売から1年が経過した後も販売は好調。イギリスでは4月4〜10日週で、パッケージ版の売上がついに100万本の大台に到達しました。
GfK による最新の UK 週間チャート(2021年4月4〜10日週)によると、『あつまれ どうぶつの森』はこの週再び1位に返り咲き。昨年発売されたソフトの中で100万本を達成した2本目のタイトルとなりました。もうひとつのタイトルは『FIFA 21』です。
イギリスでは『FIFA』と『Call of Duty』が毎作ミリオンセラーの常連ですが、その他はよほどのビッグタイトル(『GTA』シリーズなど)でない限り短期間での到達は困難。また最近ではデジタル市場が伸びているためにフィジカルのパッケージ版販売が落ちており、以前よりさらに難しくなっています。
そうした中、任天堂の『あつまれ どうぶつの森』は発売から1年と少し経ちましたが 100 万本という節目に到達。このタイミングでチャート首位に返り咲いたようにまだまだ人気は高く、Nintendo Switch を代表する1本としてプラットフォームを牽引しています。
この他今週は『マリオカート8 デラックス』が3位、『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』が4位、Nintendo Switch版『マインクラフト』が5位、『モンスターハンターライズ』が6位、『リングフィットアドベンチャー』が9位にチャートイン。スイッチ向けタイトルがトップ10の過半数を占めました。
- あつまれ どうぶつの森
- FIFA 21
- マリオカート8 デラックス
- スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
- Minecraft (Switch)
- モンスターハンターライズ
- Grand Theft Auto 5
- Call of Duty: Black Ops Cold War
- リングフィットアドベンチャー
- Assassin’s Creed Valhalla