Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) 向けに3D CG とピクセルグラフィックが融合した HD-2D RPG『オクトパストラベラー』を発売予定のスクウェア・エニックス。同タイトルでプロデューサーの浅野智也氏は海外メディアGame Informerの取材に対し、スクエニ内部では『オクトパストラベラー』以外にも複数の新作タイトルを、スイッチ向けに開発中であることを明らかにしました。
浅野氏によると、この4月にスクエニは浅野氏のチームを1つの開発ディビジョン(スクエニ第11BD)に昇格。
セカンドから3年!早い!
※日々の忙しさにかまけて告知ができておりませんでしたが4月より浅野チームはスクエニ第11BDへと昇格しました。
今後より一層、みなさまのご期待に応えるコンテンツを提供できるよう励みますので、どうぞよろしくお願いいたしますm_ _m pic.twitter.com/neHznMGqvS— ブレイブリーセカンド (@BDFF_OFFICIAL) 2018年4月23日
スクエニのこの決定は、浅野チームをスイッチ用のオリジナルタイトルにフォーカスした部署とする判断であり、「『オクトパストラベラー』が成功し、ファンにも訴求するものであるならば、僕らはスイッチに注力していく。『オクトパストラベラー』のようなゲームを遊びたいのであれば、スイッチ購入をおすすめします」としています。
『オクトパストラベラー』が成功してファンに訴求するのならと前置きがつくと、あたかも『オクトパストラベラー』のセールスや評価がスクエニのスイッチ用プロジェクトの未来を左右するかのように聞こえますが、浅野氏はすでに、いくつかのスイッチ用タイトルが動いているとコメント。
「『オクトパストラベラー』の他にもいくつかのタイトルをスイッチ向けに開発中です。もう少し待っていただければ、僕らは任天堂と協力し、そしてそれらを発表できるとおもいます」
スクウェア・エニックスは、E3 2018で「Square Enix E3 Showcase 2018」(日本時間6月12日午前2時〜)を配信予定。この番組では、スクウェア・エニックスの最新情報が紹介されます。
また任天堂は恒例のビデオプレゼンテーション「Nintendo Direct: E3 2018」を6月13日午前1時より配信予定。浅野氏のいうもう少しがごく近い未来であれば、いずれかの番組で、スイッチ向け新作が明らかになるかもしれません。
スクエニの松田社長は以前、スイッチ向けのソフト開発について「新規・既存・復活含めあらゆる可能性を排除せず積極的にやっていく」「PS4やXboxと違いユニークなポジショニング」「ミドルレンジのソフトを供給できるチャンスがある」と語っていました。
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