任天堂アメリカの Reggie Fils-Aime COO(レジー社長)が現地メディアに対して、アメリカ市場における Nintendo Switch の記録的な数字となったローンチを報告。Switch のオープニングセールス(3月3、4日の2日間)は、Wii を含む任天堂が発売した過去のどのゲーム機をも上回り、任天堂史上最多となりました。
Nintendo Switch、北米で任天堂の歴史を塗り替える
任天堂NYで開催された Nintendo Switch ローンチイベントにはマリオと販売・マーケティング部門 SVP の Doug Bowser 氏が参加し姿を見せなかったレジー社長はメディア対応。任天堂の歴史を塗り替えた Nintendo Switch の初週販売成績を報告しています。
2. Fri-Sat sales for Nintendo Switch exceeded first 2-day sales in Americas for any system in Nintendo history. Next biggest was Wii.
— Nick Wingfield (@nickwingfield) 2017年3月6日
New York Times の Nick Wingfield 氏が、レジー社長との取材内容をツイッターで報告。それによると、Nintendo Switch の金土2日間の売上は、これまで記録を保持していた2006年の Wii を上回り、過去最高の出足となりました。
Wii を上回る好調なスタート
ニンテンドーDSの勢いも手伝ってホリデー商戦期に爆発的な売れ行きとなった Wii の初動を、3月発売の Switch が上回り、ソフト不足などが囁かれたローンチの不安を払拭してみせました。
Wii は北米で2006年11月19日に『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や『Wii Sports』などと共に発売。最初の8日間で60万台、12月末までに125万台、3月末までに237万台を販売しています。
ゼルダ BotW は、過去最高のローンチタイトルに
また、同時発売ソフトの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、歴代任天堂ハードのローンチタイトルとして最多売上を記録しているとのこと(『Wii Sports』のようなハード同梱ソフトを除く)。
今回、Wii U とのマルチプラットフォームタイトルである『BotW』ですが、Nintendo Switch のキラータイトルとしての役割を十二分にはたしているようです。