WSJ 望月氏が、スクウェア・エニックス・ホールディングスの Q2 決算記者会見・説明会の内容をいくつかツイート。 任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」の勢いについても言及がありました。
スクエニ<1>:
-ドラクエ11は300万本超、「概ね目標は達成。今後さらに積み増す」
-NieRは200万本超、「予定の倍、ダウンロード比率も高く嬉しい誤算」
-FF15は660万本近くまでいっている。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<2>:
-(上期実績が良かったのに通期見通しを据え置いた理由を聞かれ、その1つとして)上期にはドラクエなどの大きい弾があったが下期はそれらがないため
(筆者考:Switch向けDQ11やオクトパスは4月以降?とも受け取れる。なお、スイッチ版DQ11の発売時期についての明言はなし)
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<3>:
-下期では未発表のスマホタイトルがある
-来期は大型の海外タイトルを予定、E3に向け仕込んでいる。「シャープで」「かなりのパワーが有り」「出来は良い」
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニはスイッチについて、ゲームビジネスにおいてハイエンドとローエンドの2極化が進んだ結果、最近は失われてしまったミドルレンジのソフトを供給できるプラットフォームであると考えている様子。必ずしもスイッチ独占とはならないものの、積極的なソフト開発を行っていく計画であるようです。
スクエニ<4>:
-PS4、Xbox、Switchは「コアアーキテクチャは似てきている」。基本となるバージョンを作り、PC向け、Xbox向け、PS向け、Switch向けとそれぞれ微調整をかけることでマルチ対応は可能。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<5>:
-(Switchの勢いについて聞かれ)海外出張などでリテーラーやパブリッシャーと話すと非常に売れていると言う。相当勢いがあるんだろうな、という認識
-任天堂が好調なのは(出口の1つとして)我々にとって非常にありがたい。
-SwitchはPS4やXboxと違いユニークなポジショニング。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<6>:
-ゲームではハイエンドとローエンドの2極化が進みミドルレンジが消えてしまったがSwitchではそういったソフトにチャンスが有る
-そこは我々の得意とする所、マルチになる可能性が高いが(Switchに対する)期待は高いし投入をしてく。積極的な開発をしていく。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
マルチ対応も、「コアアーキテクチャは似てきている」として、基本バージョンを制作した上で PS4 / Xbox One / Switch / PC それぞれのハード向けに微調整をすることで対応できるとしています。
スクエニ<7>:
-(Switch向けのソフトにおいて)IPは新規・既存・復活含めあらゆる可能性を排除せず積極的にやっていく
(了)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
またスイッチ向けに投入する IP に関しては、新規や既存、そして復活も含め、あらゆる可能性を排除せずに積極的に取り組んでいくとのこと。大手各社、スイッチの1年目は移植が多くなっていますが、足元の勢いを受けて2年目以降は対応の仕方がやはり変わってくるかもしれません。