2018年3月3日で、発売開始から1周年を迎えた任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。任天堂史上最も売れた据置型ゲーム機である Wii を上回るハイペースで普及している国も複数出てきていますが、NPD グループから2018年2月のアメリカゲーム小売市場規模が報告され、米国において、発売開始からの12か月間の累計売上が歴代最高を更新したことが明らかになりました。
今年の年初に、任天堂アメリカから発売10か月時点での普及ペースがアメリカ国内で史上最速であることが報告されていたニンテンドースイッチですが、2018年に入っても好調を維持。1月は販売台数でトップを獲得。2月は PS4 にその座を譲ったものの、55%増となったハードウェア市場の拡大に貢献しています。
1月2月は、任天堂からの新作リリースが移植の『ベヨネッタ2』と『ドラゴンクエストビルダーズ』(海外はスクエニではなく任天堂から発売)にとどまったこともあって、ハードの売上は小休止気味だったスイッチ。スイッチに限らず、任天堂はだいたいどのハードでも年初はリリースが少なくスロースターターですけれど。
しかし3月は『星のカービィ スターアライズ』が発売され、4月には注目の新提案『Nintendo Labo』が控えています。その後は『ドンキーコング トロピカルフリーズ』や『マリオテニス エース』と今年前半はWii U からの移植や中堅タイトル目立っていますが、先日の「Nintendo Direct 2018.3.9」で『大乱闘スマッシュブラザーズ』の新作がスイッチ向けに発表されるなど、外せないホリデー商戦へ向けた準備は着々と進められています。