NPDグループから、2018年1月の米ゲーム小売市場規模レポートが到着。『モンスターハンター:ワールド』がアメリカにおいてもシリーズ最高の立ち上がりを見せたこともあり、前年1月と比較して6割増。10億ドルを上回る市場規模となりました。
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NPD:2018年1月の米ゲーム小売市場規模
ソフトウェア:モンハンワールドが市場拡大に貢献
ソフトウェア市場は前年同月比51%増の5億1700万ドルを販売。月間1位はカプコンの『モンスターハンター:ワールド』でした。
月間総合トップ20
- モンスターハンター:ワールド
- ドラゴンボール ファイターズ
- Call of Duty: WWII
- PlayerUnknown’s Battlegrounds*
- Grand Theft Auto V
- NBA 2K18
- スーパーマリオ オデッセイ**
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド**
- マリオカート8 デラックス**
- Madden NFL 18
- Star Wars: Battlefront II*
- Assassin’s Creed: Origins
- UFC 3
- Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege
- FIFA 18*
- ドラゴンボールゼノバース
- The Sims 4*
- スプラトゥーン2**
- ディシディア ファイナルファンタジー エヌティーNT
- Need for Speed: Payback*
* PC のデジタル販売を含まず** デジタル販売を含まず
『モンスターハンター:ワールド』は1月26日発売で集計期間が短かったものの、見事に月間1位を獲得。「『モンスターハンター:ワールド』はアメリカ国内において、『モンスターハンター』フランチャイズ史上最高の初月売上を見せました」と NPD アナリストのMat Piscatella氏はコメントしています。
『モンハンワールド』のヒットにより、カプコンは今月のパブリッシャーランキング1位に立ちました。
日本勢では『ドラゴンボール ファイターズ』も好調でした。『モンハンワールド』には届かなかったものの月間2位を獲得。2002年に PS2 / GC で発売された『ドラゴンボールZ』以来、最高の立ち上がりとなりました。『ドラゴンボール』ゲームとしてはまた、『ドラゴンボール ゼノバース』も16位に入っています。
12月の7位から4位に浮上した『PlayerUnknown’s Battlegrounds』も1月に好調なタイトルの1つでした。報告によれば、Xbox One 向けに発売された同タイトルは、発売から1か月ですでに累計300万本を超えるヒットを記録しています。
Xbox One チャート
- モンスターハンター:ワールド
- PlayerUnknown’s Battlegrounds
- Call of Duty: WWII
- ドラゴンボール ファイターズ
- Grand Theft Auto V
- Star Wars: Battlefront II
- NBA 2K18
- Madden NFL 18
- Assassin’s Creed: Origins
- UFC 3
PlayStation 4
- モンスターハンター:ワールド
- ドラゴンボール ファイターズ
- Call of Duty: WWII
- Grand Theft Auto V
- NBA 2K18
- Madden NFL 18
- ディシディア ファイナルファンタジー エヌティーNT
- Star Wars: Battlefront II
- UFC 3
- FIFA 18
Nintendo Switch**
- スーパーマリオ オデッセイ
- マリオカート8 デラックス
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- スプラトゥーン2
- ポッ拳 Pokken Tournament DX
- Elder Scrolls V: Skyrim
- ゼノブレイド2
- ARMS
- マリオ+ラビッツ キングダムバトル
- Doom 2016
Nintendo 3DS**
- ポケットモンスターウルトラサン
- ポケットモンスター ウルトラムーン
- マリオカート7
- マリオパーティ100 ミニゲームコレクション
- Minecraft
- スーパーマリオメーカー for Nintendo 3DS
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
- マリオ&ルイージRPG1 DX
- New スーパーマリオブラザーズ 2
- カービィ バトルデラックス!
過去12ヶ月間の売れ筋ソフト
- Call of Duty: WWII
- NBA 2K18
- Destiny 2*
- Madden NFL 18
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド**
- Grand Theft Auto V
- Star Wars: Battlefront II*
- Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands
- スーパーマリオ オデッセイ**
- マリオカート8 デラックス**
ハードウェア・周辺機器:3ハードとも好調、3DSもまだまだ健在
ハードウェア市場の売上高は119%増の2億7800万ドル。1月としては2011年以降で初めて単月100万台を突破。月間1位となった Nintendo Switch をはじめ、金額面では1位の PlayStation 4、Xbox One もまた好調でした。
「PlayStation 4 と Nintendo Switch、そして Xbox One のいずれも1月は好調に推移しました」と Piscatella 氏。金額面ではわずか3%差の中に、1位から3位までが接近しています。ニンテンドースイッチが月間販売1位となった一方で、ベテランの携帯機ニンテンドー3DSも好調でした。2018年1月は2013年以降で最も好調な月となりました。
ハード・ソフトの好調さに引っ張られ、周辺機器・アクセサリー市場も伸びを示しました。売上高は37%増の3億100万ドルで、中でもヘッドセットが好調で、Turtle Beach がベストセラーした。
2018年1月の米ゲーム小売市場規模
- ハードウェア:2億7800万ドル(+119%)
- ソフトウェア(PC込):5億1700万ドル(+51%)
- 周辺機器・アクセサリー:3億100万ドル(+37%)
- 全体:10億9600万ドル(+59%)