任天堂が3月に発売を開始した家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」が、2017年12月18日〜12月24日週に27万台を販売。国内累計販売台数は318万台となり、発売から10か月弱、初のクリスマス週で300万台を突破しました(メディアクリエイト調べ、4Gamer.net)。ファミ通ベースの集計では、あの PlayStation 2 を上回る販売ペースとなっています。
ニンテンドースイッチ、発売10か月弱で国内300万台を突破
『スーパーマリオ オデッセイ』の発売以降、増産効果が見え始めていたスイッチ。年末商戦が本格化するタイミングで出荷量も増え始め、11月からの8週間で115.7万台を販売。12月に入ってからは右肩上がりで売上が増え続け、クリスマス週となった今週は27万台を販売しました。クリスマス週で27万台というのは、2006年の Wii (28万台)に迫る勢いです。ニンテンドーDSやニンテンドー3DSといった携帯機ほどの数字ではありませんが、据置型ゲーム機ではローンチ以外でなかなかお目にかかれない販売規模となっています。
スイッチはこれで累計318万台。前世代機 Wii U が4年かけて積み上げた334万台に10か月ほどで追いつき、そして追い抜こうとしています。
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スーパーマリオ オデッセイが引き続き好調、マリカ8DX が国内3本目のミリオン
ソフト販売でもクリスマス週らしい、任天堂プラットフォームの好調さが目立つ週となりました。先週100万本を突破した『スーパーマリオ オデッセイ』は今週、発売週に次ぐ21万本を販売して累計129.2万本に。
『スプラトゥーン2』は先週からほぼ倍増の13.8万本で166.8万本。『マリオカート8 デラックス』は10.0万本を販売して104.5万本。スイッチ向けソフトとして国内3本目のミリオンセラーとなりました。
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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は3.6万本を販売して累計73.8万本に。格闘ゲーム勢も伸びていて、『ポッ拳 DX』は2.7万本で17.8万本、『ARMS』は2.5万本で29.7万本まで来ました。継続的に異イベントを行い話題を維持していたり、キャラクターの知名度や、『ARMS』に関してはモーション操作を推していて、操作が難しくなさそう、自分でもできそうだ、とっつきやすそうだと思わせられていることで、発売後しばらく経っても売れ続けているのかもしれません。
来年1月にはいよいよ対戦格闘ゲームの世界大会 EVO JAPAN 2018 が開催。『ARMS』はその種目の1つに選ばれています(その他のタイトルは『鉄拳7』『GUILTY GEAR Xrd REV 2』『THE KING OF FIGHTERS XIV』『BLAZBLUE CENTRALFICTION』『ストリートファイターV』『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』)。対戦格闘の盛り上がりはしばらく続くかもしれません。
『1-2-Switch』も2.3万本を販売。トップ20外が続いていましたが、累計32.9万本まで伸びていました。
その他、『ワンピース 海賊無双3 デラックスエディション』が1.6万本で初登場。ローンチ時期に品薄となっていた『ドラゴンボール ゼノバース2 for Nintendo Switch』は1.5万本を販売して累計は8.9万本。イチオシにあげている自分が言うのもなんですが、予想以上に伸びています。
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ニンテンドー3DS用ソフトも『妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー ソード/マグナム』が18.5万本を販売して累計39.3万本としたほか、『ポケットモンスター ウルトラサン/ウルトラムーン』が17.7万本で累計135.6万本。USUMはダブルパックも1.7万本を販売して累計32万本としています。『カービィ バトルデラックス!』は4.3万本で累計11.5万本。