「みんなのおすすめセレクション」として再発売されたのを期に、評判の良かった『朧村正』をようやく入手。この手のアクションRPGもDC「プリンセスクラウン」以来好きだし、もっと早く買っても良かったんだけど、フルプライスという値段で躊躇していたのでした。でもニンテンドーチャンネルで要潤が楽しそうにプレイしているのを見て、こりゃ遊んでみなくちゃなと。でも他にソフトあるしで待っていたら、廉価版の発売がキタ。
徳川綱吉の時代をモチーフにした世界観と、四季折々の絵巻風なグラフィックも綺麗で素敵だ。音楽も壮大ですごくいい。雰囲気作りがすごく上手いですね。もう少しボスキャラや背景も含めてヌルヌルとアニメーションしてくれると尚良かったけれど、そこまで求めるのは酷なのかもしれない。そして料理のグラフィックがすごく美味しそうに作り込まれている。こんなにお腹空いてくるゲームもなかなかないですよ。
主人公は鬼助と百姫の2人。難易度は無双と修羅の2つ。操作はスティックで移動、ジャンプと、Aボタン+スティック操作による攻撃。Cボタンによる居合い斬りや、刀毎に異なるBボタンによる奥義がある。
基本はAでガンガン敵を切って進んでいく事になるんだけど、居合い斬りは一度使っても時間が経てば使えるようになるし、奥義も耐久力を消費するんだけど、こちらも敵を倒したり時間が経てば自然回復。エフェクトが綺麗だし、綺麗に決まると気持ちイイ。ちょっと大味というか、往年の2Dアクションっぽいんだけど、3Dが主流なのでこういうのもたまにあると新鮮で好きだ。
マップはエリア移動型。移動速度もそこそこ速いし、ローディングも殆ど感じない程度なので快適。目的地が表示されているので指示通りに進んでいけば迷うことはない。敵の出現頻度も丁度良い感じ。経験値も自分のレベルに応じて程よく溜まるし、戦闘の内容によってボーナスが加算される。もしやられてしまっても手前から再開されるので、初心者にも優しい作りに。
不満点も無いわけではないけれど
初回クリアまでは自分の場合、1人当たり7時間前後とRPGにしてはやや短め(簡単な無双モードの場合)。ようやく操作に慣れて、奥義も交えて気持ちよく戦えるようになってきたかなという所で終わってしまった。
ただ1回目のクリアでは刀が全然揃わないし、そこで手に入る刀を用いて通れなかった場所へ行けるようになる。より強力な敵も出てくるし別エンディングもあるしで、どうやら1度クリアしてからが本番なのかもしれない。
不満点は、その1度目のプレイ時間の短さや、移動の不便さ。そして綺麗なんだけどほぼそれを見るだけで、プレーヤーの行動に干渉しない背景だろうか。もう少し何かリアクションがあればという感じ。
移動はほぼ徒歩なので、どうしても目的地まで時間がかかる。せめてクリア後はもう少し移動しやすくしてくれても良かったんじゃないかな。セーブポイントを使ったワープとかさ。とはいえ、廉価版の値段なら許容範囲。2D好きにしてみればかなり満足度の高い作品。
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“[Wii] 斬り、咲け!爽快アクションRPG『朧村正 / マーベラスエンターテイメント(2009)』” への3件のフィードバック
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