カプコンから29日、2015年3月期第2四半期連結業績が発表されました。前年同期は『モンスターハンター4』があったものの、今年の4-9月期は大型タイトルが不在。そうした中、売上高は259億1700万円と前年同期比51.3%減と半減。営業利益も41.6%の43億8300万円、純利益は39.9%減の29億7300万円でした。
家庭用ゲームを含むデジタルコンテンツ事業は、売上高134億6300万円(前年同期比-64.1%)、営業利益21億5000万円(同-60.0%)でした。『モンハン』不在の中、『ウルトラストリートファイターIV』『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が底堅い売れ行きを見せたほか、『デッドライジング3』が続伸。
オンラインゲームでは『モンスターハンター フロンティア G』シリーズが健闘。モバイルコンテンツは収益構造の見直しにより、採算性が向上したとのこと。
アミューズメント施設、アミューズメント機器、その他事業に関しても減収に。アミューズメント機器事業に関しては減収増益。売上高が22.9%減の68億8100万円でしたが、利益率が5割近い45.9%と17.7ポイント上昇し、前年同期比25.4%増となる31億5900万円の営業利益を叩き出しています。