バンダイナムコHDは6日、2013年3月期第3四半期連結業績(2012年4-12月)を発表しました。売上高は3,506億3,700万円(前年同期比+8.4%)、営業利益は441億9,400万円(同+43.6%)、経常利益は450億4,600万円(同+46.2%)、純利益は279億9,500万円(同+71.7%)でした。
家庭用ゲーム機を含むコンテンツ事業は、売上高1,848億9,800万円(前年同期比+22.1%)、営業利益は309億8,200万円(同+166.3%)でした。売上高の内訳としては、業務用ゲーム機が490億円、家庭用ゲームソフトが589億円、その他・調整が770億円でした。
『機動戦士ガンダム』『ワンピース グランドコレクション』『アイドルマスター シンデレラガールズ』といったソーシャルゲームを中心に、ネットワークコンテンツが大きく業績に貢献。
また、アーケードも、定番シリーズに加えて『釣りスピリッツ』等新しいゲームが人気となり、景品販売も人気キャラクターを中心として好調とのこと。
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』や過去作品のリピートが好調だった映像音楽コンテンツ、パチンコ・パチスロ向け液晶機版販売も業績に貢献。
家庭用ゲーム機向けでは、『ソウルキャリバー』『ナルト』『テイルズ オブ』といった人気シリーズの最新作が好調だったほか、国内PS3向けの『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』や3DS『逃走中』が好調に推移したということです。
販売本数の内訳は、国内が790.7万本、北米地域が5708.7万本、欧州地域が364.0万本で、合計1,733.4万本でした。国内向けは前年を割り込みましたが、北米・欧州で伸び、全体では+25%となりました。
Q3期間の主要タイトル販売数は、『鉄拳タッグトーナメント2』が135万本(日米欧:PS3、Xbox 360、Wii U)、『ソウルキャリバーV』が87万本(日米欧:PS3、Xbox 360)、『ナルト疾風伝 なるティメットストームジェネレーション』が66万本(日米欧:PS3、Xbox 360)、『テイルズ オブ エクシリア2』が50万本(日本:PS3)、『逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!』が45万本(日本:3DS)、『太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ』が41万本(日本:3DS)でした。