米エレクトロニック・アーツは現地時間2021年2月2日、2021年3月期第3四半期決算を報告。ゲーム本編のダウンロードやライブサービスが順調に推移したことにより、10-12月の売上高は前年同期比5%増の16.7億ドルとなりました。オンラインの前受収益 7.3 億ドルも含めた受注額は 19% 増加して 24 億ドル。
PCその他の売上高が25%増の3億2,600万ドルと拡大。コンソール向けは2%増の11億9,100万ドルと最大市場を維持。モバイル向けは8%減少して1億5,600万ドルでした。
一方、純利益は39%減少して2.1億ドルでした。研究開発費や販管費が増加しており、利益を押し下げています。
- 過去 12 か月の受注額は59.6億ドルで、前期比で 8% 増加しました。
- 第3四半期中に『FIFA 21』『Medal of Honor: Above and Beyond』『Need for Speed Hot Pursuit Remastered』『NHL 21』を発売
- 第3四半期中に次世代機向け『FIFA 21』と『Madden NFL21』を発売
- 前会計年度において、EA SPORTS フランチャイズは2億3,000万人以上に遊ばれました
- 『FIFA Ultimate Team』(FUT)は2020年12月、毎日600万人近いアクティブプレイヤー数を記録
- 『Apex Legends』の新規プレイヤー数は前年比で30%増加
- 『The Sims 4』は累計3,300万以上のプレイヤー人口を獲得。2020年12月は1日・週間・月間の平均プレイヤー数が記録を更新
通期見通し
第3四半期の結果を受け、EAは改めて通期見通しを発表。売上高は前回予想から2,500万ドル減少して56億ドル、純利益は20%減の7億4,200万ドル程度になりそうだとしています。1株当たり利益は2.54ドル。