バンダイナムコHDは10日に行った決算説明会の中で、Nintendo Switch 対応を発表している『ドラゴンボール ゼノバース2 (仮称)』『太鼓の達人』『テイルズ オブ』シリーズについて、2018年3月末までに発売を予定していると発表しました。
バンナムの17年3月期、家庭用ゲームを含むネットワークエンターテインメント事業の売上高は、前期比19%増の3803億円を記録。うち、家庭用ゲームは866億円を販売しました。18年3月期、家庭用ゲームは65タイトル2440万本、830億円を販売する計画。
市場の大きな海外を意識し、世界で売れるタイトルを発売していく予定です。主力タイトルとして『鉄拳』や『エースコンバット』の新作が予定されています。
バンナムといえば日本の IP を海外で売っていくのが中心でしたが、田口三昭社長は、今後は海外発の IP にも取り組んでいくと意気込みを語りました。加えて、新プラットフォームへ積極的に対応するとコメント。
Nintendo Switch 向けには、すでに発表されている『ドラゴンボール ゼノバース2 (仮称)』『太鼓の達人』『テイルズ オブ』シリーズの少なくとも3タイトルが、18年3月末までに発売予定です。これまでのタイミングからすると『太鼓の達人』はおそらく年末でしょうね。他の2タイトルはいつになるのか。これ以外にもまだあるのかどうか。
『The Witcher III: Wild Hunt』や『Project CARS』等があった2016年3月期、パブリッシャー、あるいはディストリビューターとしてバンダイナムコの存在感が高まったことはありましたが、ああした活動を継続的に行っていくということなんでしょうか。Switch 向けの戦略とともに注目したいところです。
[追記 その1]
第4のタイトルとして、『ONE PIECE アンリミテッドワールド R デラックス・エディション』が発表。8月に発売予定です。
[追記 その2]
『ドラゴンボール ゼノバース2』の発売時期が秋に決定しました。