ソーシャルメディアも活用し、定期的に新規スタッフを募集している任天堂アメリカ。採用情報ページでは北米の関連子会社も含め、様々な職種の募集を見ることができます。

アメリカのワシントン州を拠点とするハード/ソフトの技術開発グループ「 NTD ( Nintendo Technology Development )」も現在ソフトウェア・エンジニアを募集していますが、 Unreal Engine 4 など既存ゲームエンジン経験があればより好ましいとして条件にあり、2017年3月に発売予定の新型ゲーム機 NX との関連が注目されています。

NTD は Wii U で、 Wii U GamePad をコントロールするソフトウェア開発や、Wii U Chat の開発に参加。

今回募集されているエンジニアは、任天堂のゲームシステムの設計や開発、デバッグ、システムドライバの配信、そしてツールを担当するチームに加わるということです。

採用条件は、優れたプログラム技術とC言語知識、ソフトウェアデザイン、問題解決能力、デバッグスキル、OpenGL か DirectX のプログラミング(あると望ましい)、既存ゲームエンジンに精通しているとプラス(たとえば UE4 など)。

特定のゲームエンジンとして唯一名前が出ている UE4 ですが、今のところ家庭用ゲーム機では Xbox One と PlayStation 4 に対応し、同エンジンは何れの任天堂プラットフォームも公式にはサポートしていません。

任天堂の高橋伸也氏(取締役企画制作本部長)は、6月29日に行われた株主総会の質疑応答で、開発費の高騰や開発期間の長期化への対策について訊かれて下のように回答。Wii U やニンテンドー 3DS でも様々なゲームエンジンへの対応や開発のしやすさは考慮されていましたが、NX ではよりクリエイティブに専念できる環境が整備されそうです。

高橋:
 メリハリという言葉がキーワードだと私も思っています。たくさんの時間や人をかける必要のあるものやかけなくてもできるもの、また、いわゆる一般的に使われているようなゲームエンジンを使う方法や、社内でつくっているゲームエンジンを多くの人に使いやすくするという方法など、いろいろあると思っています。NXに向けては、そういうことを踏まえながら、さまざまな開発手法を考えている状況です。

via: 2016年6月29日(水)第76期 定時株主総会 質疑応答

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