カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の子会社CCCマーケティングは28日、ポイントカードやスタンプカード、クレジットカード、電子マネー、キャッシュカードなど財布の中にある各種カードを一つのアプリに集約し、アプリ経由で利用できる共通プラットフォーム「スマホサイフ」アプリを、iOS と Android 向けにリリースすると発表しました。配信開始は7月20日予定。
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スマホサイフ とは
「スマホサイフ」アプリは、 “スマホ1つでポイントから決済まで利用できる”をコンセプトとした新サービス。利用者は、かさばる様々なカードを「スマホサイフ」アプリに集約することで物理カードから解放され、スマホ1台でポイントや残高確認等の管理が可能に。財布を軽くスッキリとすることができます。
カードの代わりに使うことも
ただ集約するだけでなく、「スマホサイフ」アプリは財布の代わりにもなります。店頭でバーコードやQRコードなどを提示することで会計時に様々なカードのポイントも貯まるシームレスな決済を行えます。またお得な情報をアプリから得ることもできるのだとか。
CCCは、「スマホサイフ」アプリがあらゆるカードを集約する共通プラットフォームとして国内におけるデファクトスタンダードとなるよう、新たな顧客価値の創造を図っていくとしています。
リリース時点での提携企業・ブランドは以下の通り。Tポイントやモスバーガー、クリスピー・クリーム・ドーナツ、ライトオン、アメリカンイーグル アウトフィッターズ、ギャップ、ユナイテッドアローズなどが参加しています。
スマホサイフ 提携企業・ブランド
株式会社モスフードサービス:ファストフード モスバーガー
クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社:クリスピー・クリーム・ドーナツ
株式会社日比谷花壇: 日比谷花壇
株式会社ライトオン:ライトオン
株式会社イーグルリテイリング:アメリカンイーグル アウトフィッターズ
ギャップジャパン株式会社:Gap
株式会社TSIホールディングス:NATURAL BEAUTY BASICなど 36ブランドで順次開始予定
株式会社ユナイテッドアローズ※:実施ブランド検討中
株式会社ジェーシービー※ :QUICPay(JCBグループ発行のみ)
株式会社Tポイント・ジャパン:Tポイント提携企業(モバイルTカード対応店)
※「スマホサイフ」アプリでの取り扱いに向けて協議中
アパレル関係のは、ブランドごとにカードが発行され、貯めたらお得になるのは分かるけど、買うのは1つのブランドだけじゃないし、店ごとのカードを全部持つのはおっくうという筆頭。集約出来るのであれば嬉しい限り。
スマホサイフ 概要
- サービス名:スマホサイフ
- サービス開始日:2016年7月20日(水)※サービス開始時期は各社により異なります。
- 利用料金:無料
- サービスURL:http://www.smasai.jp/
- 主な機能:
- ポイントカードなど、様々なカードをまとめてお財布すっきり
- お店でバーコードやQRコードなどを提示するだけで、カードが使えてポイントも貯まる。使える。※決済機能は各社により利用可否が異なります。
- カードの残高や履歴をアプリ1つでまとめて管理。
- 好きなお店やブランドの割引クーポンやセール情報がまとめて届く。
今後の広がりに期待
CCC主導ということで、相容れない他社から対抗サービスも出て、このおまとめアプリがまた乱立しそうですけれど、それ以上に数あるポイントカードをアプリ1つで管理できるのは便利そうです。本当の意味でおサイフケータイになれるかも?