バンダイナムコホールディングスが9日に発表した2016年3月期第3四半期の連結業績(2015年4-12月期)は、売上高4251億8300万円(前年同期比+3.9%)、営業利益452億7300万円(▲5.0%)、経常利益471億7500万円(▲6.1%)、純利益は346億2000万円(+8.3%)でした。業務用ゲーム機の販売の苦戦が響きました。

バンダイナムコホールディングス 2015年4-12月期

売上高:4251億8300万円(前年同期比+3.9%)
営業利益:452億7300万円(▲5.0%)
経常利益:471億7500万円(▲6.1%)
純利益:346億2000万円(+8.3%)

セグメント別業績 売上高/営業利益

トイホビー:1620億5000万円(▲9.5%)/175億3200万円(▲9.9%)
ネットワークエンターテインメント:2276億3100万円(+13.4%)/190億4200万円(+6.0%)
映像音楽プロデュース:377億8400万円(+11.7%)/100億5800万円(▲0.9%)
その他:207億6600万円(+0.6%)/10億7800万円(▲31.1%)

地域別売上高/営業利益

日本:3264億9900万円/365億8600万円
アメリカ:306億7800万円/35億200万円
ヨーロッパ:367億800万円/35億4700万円
アジア:312億9800万円/51億300万円

トイホビー

トイホビー事業の売上高は1620億5000万円(前年同期比▲9.5%)、営業利益は175億3200万円(▲9.9%)でした。国内市場において『機動戦士ガンダム』や『ドラゴンボール』など定番IPの商品が好調に推移したほか、『妖怪ウォッチ』も人気を獲得。大人層向けのコレクション要素の高い商品も人気となったものの、国内全体では前年同期を下回りました。『妖怪ウォッチ』はブームが落ち着き、前年実績の65%程度で推移しています。

海外市場では、アジア地域で『機動戦士ガンダム』や大人層向けのこkレクション性の高い玩具などが人気でした。欧米では『Power Rangers(パワーレンジャー)』シリーズが堅調でした。

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ネットワークエンターテインメント

家庭用ゲームを含むネットワークエンターテインメント事業の売上高は2276億3100万円(+13.4%)、営業利益は190億4200万円(+6.0%)でした。家庭用ゲームソフトにおいて、欧米で『ドラゴンボール ゼノバース』のリピート販売や、自社・現地サードパーティの新作タイトル販売が好調に推移した結果、新規タイトル数は前年同期の134本から88本へ減少したものの、その販売数量は1450万7000本から2068万本へ増加しました。特に欧州ではヒットタイトルに恵まれ、Q3時点で昨年の通期実績を超過する好調ぶり。

また、ソーシャル、スマホ向け、PCオンラインゲームといったネットワークコンテンツにおいて、国内の既存主力タイトルが安定した人気だったことに加えて、新作『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が好調でした。アジア地域をはじめ、海外でも本格的にサービスを開始しています。

アミューズメント施設においては、主力施設へのリソース集中や、新業態店舗の強化などの施策に着手し、効率化などの面で効果があがった一方で、業務用ゲーム機は不透明な市場環境の影響を受け販売が苦戦しました。

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この他、映像音楽プロデュース事業は売上高377億8400万円(+11.7%)、営業利益は100億5800万円(▲0.9%)でした。映像コンテンツと音楽コンテンツやライブイベントの連動展開を行っている『ラブライブ!』が、劇場版公開と商品・サービスの相乗効果などにより人気となったほか、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズの映像パッケージソフトが好調に推移し、業績に貢献しました。

グループのトイホビー、ネットワークエンターテインメント、映像音楽プロデュースの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務などを行っている会社から構成されるその他事業は売上高207億6600万円(+0.0%)、営業利益10億7800万円(▲31.1%)でした。

キャラクター人気トップは『機動戦士ガンダム』

グループ全体のキャラクター別売上高を見ると、『機動戦士ガンダム』が引き続きトップの人気を保っているほか、『ドラゴンボール』も既に前年度の通期実績を上回り好調。『妖怪ウォッチ』はやや人気が落ち着きました。

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通期見通しは下方修正

Q3の実績や直近の動向を受け、また業務用ゲーム機の販売苦戦や棚卸資産の評価損等を計上することにより、主力のネットワークエンターテインメント事業の営業利益が前回発表予想を下回る見通しとなりました。これにより、通期業績予想を下方修正。

売上高は5600億円を維持したものの、営業利益は430億円(▲70億円)、経常利益は450億円(▲70億円)、純利益は300億円(▲40億円)とそれぞれ10%以上減少します。

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