リュック・ベッソン制作、脚本による『アルティメット』シリーズの第2弾。ダミアン(シリル・ラファエリ)とレイト(ダヴィッド・ベル)のコンビが今回も暴れ回る爽快なアクション。2人とも身体能力がずば抜けているし動きも綺麗。前作の3年後が描かれるので、前作を見ていた方が楽しめるかもしれないですね。
ある日、壁で隔離されたパリの犯罪多発地域・バンリュー13でパトカーが発砲される事件が発生。それはバンリュー13の解体をもくろむ秘密保安介入局長官・ガスマンの仕組んだものだった。しかし企みを暴ける映像データが3年前、捜査官のダミアンと共にパリを爆破の危機から救ったレイトの元に渡る。レイトはガスマンの謀略で投獄されたダミアンを助け出し、ガスマンの野望を打ち砕くべく行動を開始する。
香港アクションに近いフランス式のカンフーバトル、派手なカーアクション、ビルからビルへ飛び移る『YAMAKASI』を思わせるパルクールと、この手のリュック・ベッソンものではお馴染みの光景を『アルティメット』シリーズ流で見せてくれます。音楽もオシャレだし、追い詰められても常に余裕のある主役2人の行動もなんだか笑えて面白い。
オープニングバトルからダミアンは2億ユーロの大きなゴッホ画を小道具に戦っちゃうし、はっちゃけてていいです。大事にしろとか言ってながら、その画で敵をボコったり蹴り飛ばしたり滅茶苦茶やってます。
各ギャングのボスが終盤で一気に増えるのだけど、彼らの見せ場がそれほど無かったのが不満っちゃ残念かなあ。殆ど彼らの特徴を活かすような場面は殆ど無かったり。タオ(エロディー・ユン)は華麗なバトルシーンを見せてくれましたが。
まあアクション映画の脚本にケチつけるのは野暮だろうし、主役2人のアクションを堪能出来たからいいんだけどさ。シリル・ラファエリは足技が綺麗。ダヴィッド・ベルはパルクールが凄い。ずっと見ていたくなる。
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