父の愛はすこぶる強えええ。
リーアム・ニーソン主演、リュック・ベッソン脚本の映画『96時間(原題:Taken)』。誘拐された娘(キム(マギー・グレイス))を救出するために、単身パリに乗り込んだ父ちゃん(ブライアン(リーアム・ニーソン))が大暴れするというアクション・サスペンス映画です。
17歳になったばかりの一人娘が、友達とパリへ旅行に行きたいと言うが、父ちゃんは元諜報部員という職業柄や彼女の年齢の事もあって最初は猛反対。結局、条件付きで仕方なしに許すことになるのですが、彼女たちがパリに着いた途端、父ちゃんの嫌な予感は的中。さっそく誘拐されちゃって、父ちゃんブチギレ。誘拐犯へ宣戦布告し、通話記録を頼りに娘の救出へ向かう。
しかしこのパパ果てしなく強い。圧倒的。強すぎて気持ちいい。雑魚に構ってる時間はないからと(制限時間が96時間なので)、片っ端から迷い無く瞬殺。尋問した後も「信じるよ。だが、容赦はしない」でズドーン。愛娘を想う父親を怒らせたらダメですね。しかも一人っ子だしね。
リーアム・ニーソン、いい年なのに結構動けるんですよね。娘のキムと話をしているときはあんなに穏やかないいパパな表情なのに。犯人達を前にしたときの冷徹な表情とのギャップがすごい。
映画: 96時間 予告編
17歳になったばかりのキムが、友だちと初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。まさに誘拐される瞬間にキムと携帯電話で話していた父親のブライアンは、自らの手で犯人たちを地獄の果てまで追い詰め、娘を奪還しようと決意し、単身パリに乗り込む。誘拐犯はアルバニア系の人身売買組織だと判明。政府の秘密工作員として活動してきた経験を生かし、単独で捜査を開始する。