ジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスの共演でリメイクされた『ベスト・キッド』。オリジナルもたしか見た事があるんだけど、残念ながら記憶はおぼろげ。オリジナルの設定からは空手からカンフーに、アメリカから中国に舞台が変更されています。
師匠役のジャッキーは、アクションシーンの多くをジェイデンくんに譲っているものの、要所で渋い演技を見せてくれていますね。ジャッキーもいよいよ師匠役の方が似合う年齢です。ジェイデンくんは修行シーンはもちろんのこと、試合シーンも中国の子役達を相手に頑張ってくれていて見応えありました。
ジャッキーも、ジェイデンくんの大ピンチな時にしっかりと助けにきてくれて、そこで魅せるアクションはさすが。ホームグラウンドで生き生きしてますね。ヒーローは遅れて登場するものだよ。
北京のはずが無駄に遠出して中国の壮大な景色も堪能できるし、ジェイデンくんが修行を通して成長していく姿を見られるのがね、ベタなんだけどいいですね。ライバル役チョンくんはこの年代でそこまで悪くなってしまうかってくらい極悪キャラ。でもアクション上手いし、心情の変化も描かれているし、いい役どころ。
カンフー大会が何でもありすぎて超危険に見えるけど、映画だし見栄え重視ってことでいいのかな。
「カンフーはあらゆる動きの中にある。全てがカンフーだ」
「見るな、感じろ」
12歳のドレは、母の転勤でデトロイトから中国の北京へと移住することになった。引越し早々、ドレはメイと友だちになるが、地元の少年たちに絡まれてしまう。翌日から少年たちのいじめは続いた。ある日、少年たちに仕返しをしたドレだが、逆に追い詰められて手痛い報復を受けてしまう。そこへ、アパートの管理人のハンが現れ、ドレを救う。成り行きから、武術大会に出ることになったドレは、ハンからカンフーの手ほどきを受ける。
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“[映画] ジャッキーが師匠役をこなした良リメイク『ベスト・キッド』” への1件のコメント