圧倒的コスパの良さ。
年末のサイバーマンデーセールで安くなっていたので「Fire HD 8 タブレット」(16GB)を購入。コスパの良さに驚いています。最高の性能では無いものの日常利用に十分なパフォーマンスがあり、レスポンスも悪くありません。
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Fire HD 8 タブレット
「Fire タブレット」シリーズは、7インチ、8インチ、10インチの3種類が発売されていて、8インチはサイズ的にも価格的にも中間に位置するタブレット端末です。スマホが大画面化しているので、7インチではあえて選ぶにはやや物足りなく、かといって10インチでは大きすぎると考えている自分にとっては手頃なサイズ。片手でも持ちやすい大きさです。
そこそこのスペックがあり、なんといっても1万円を切る圧倒的コスパの良さ。セールならさらにお安く購入できます。
Fireシリーズ比較
Kindleとの違い
Amazonは「Kindle」という電子書籍リーダーも発売しています。Kindleは電子書籍読書のための専用端末。画面は白黒ですが300ppiの高解像度、E Inkディスプレイで読みやすい、直接目を照らさないフロントライト方式であるため長時間読書でも疲れにくいといった特徴があります。
移動中、片手でも読みやすいよう薄く軽い設計なのもKindleの魅力。読書の妨げになる余計な機能はつていない、電子書籍の読書に集中したいという方向けの端末です。
Fire | Kindle | |
---|---|---|
カテゴリ | タブレット | 電子書籍リーダー |
電子書籍 | ○ | ○ |
映像 | ○ | × |
音楽 | ○ | × |
ゲーム | ○ | × |
その他アプリ | ○ | × |
重量 | 295g 〜 | 161g 〜 |
セットアップが超簡単
セット内容は、Fire HD 8 端末本体とACアダプター、microUSBケーブル、簡易マニュアル。あっさりしています。それも納得。セットアップはマニュアル不要の簡単さなんですね。
電源を入れて言語を選択。Wi-Fiの設定を済ませると本体のアップデートが実行されます。
完了まで待つと、自分のAmazonアカウント名で「あなたは○○さんですか?」と呼びかけられます。びっくり。
届いた段階で、購入したAmazonアカウントと紐付けられた状態になっているので、こちらで入力する必要はありませんでした。
あとは案内に沿って進めると、すぐに使い始めることができます。初期設定で一番時間がかかったのはWi-Fiのパスワード入力でした。
十分な性能と高コスパ
iPadだとか最新のタブレットと比べると性能面で劣るのはしょうがないですけれど、しかし1万円を切るこの価格帯で不便なくウェブブラウジングやAmazonプライム特典(プライムビデオ、プライムミュージック、プライムリーディング)やKindle読書など、観る・聴く・読むを楽しめます。
これが1万円せずに実現。驚異的なコスパの良さ。
Fire HD タブレットでできること
Amazon通販をはじめ各種サービスと連携
Fire HDには、専用のFire OSが搭載。ホーム画面を左右にスワイプしていくだけで、アプリを開くことなくAmazonのストアや本、ビデオ、ゲーム、ミュージックなどへ簡単にアクセスが可能です。最初はやや戸惑いましたけど、スワイプだけで各種サービスへアクセスできるので便利。
Prime Video など動画を観る
Amazonプライム会員特典のプライムビデオをはじめ、HuluやNetflix、DAZNなど動画コンテンツを視聴できます。本体やmicroSDカードにあらかじめ保存した動画ファイルを再生することも可能。Fire タブレットは携帯回線がついておらずWi-Fiのみなので、移動中や外出先ではオフラインにいることも多くなりがちですが、事前にダウンロードしておけばWi-Fiが無いときでも動画視聴を楽しめます。
Prime Music など音楽を聴く
プライムミュージックや定額制音楽配信サービスのAmazon Music Unlimitedをはじめ、ダウンロードしておいた音楽ファイルを再生することができます。Bluetoothイヤホン・ヘッドホンも接続可能。
スピーカーはFire 7はモノラルですが、Fire HD 8 / Fire HD 10 はステレオで音楽を聴けます。端末価格の割に、なかなかいい音で聴けます。
電子書籍の読書も
Amazonで購入したKindle本や、Prime Reading、Kindle Unlimited の電子書籍を読むことができます。Fire タブレットの解像度はKindleやアップル製品のRetinaディスプレイほど高精細ではありませんが、問題なく読むことができます。フォントサイズ次第ですけれど。
ゲームもまあまあ遊べる
3Dでゴリゴリ動くものは重たい場合もありますが、アプリストアで配信されているゲームは普通に遊ぶことができます。ただ得意ではないので、高負荷の3D処理能力を重視するのであれば、Fire シリーズではなく iPad の方を選びましょう。
Fire HD タブレットのここがうーん
対応アプリが少ない
Fire HDで利用できるサービス・アプリは、Amazonが提供しているサービスか、Fire 対応アプリのみとなります。その対応アプリがあまり多くないので、App StoreやGoogle Playのような品揃えを想像していると、大きく期待を裏切られることに。
基本的にはAmazonプライム会員特典やAmazonサービスを利用するための端末と割り切っておくのが良いかもしれません。
とはいえ Fire OS は Android ベースなので、非公式・自己責任ながら Google Play をインストールして Android アプリを使うこともできます。
Wi-Fi オンリー
通信は Wi-Fi オンリーのみ。SIMカードを差し込んで利用することはできないので、屋外で通信するにはスマホやモバイルルーターでテザリング、もしくはWi-Fiスポットの電波だったりが必要です。
指紋が付きやすい?
Fire HDはタッチパネルなので当然指で操作するわけですが、画面に指紋がつきやすいような。保護フィルムやガラスは必要になるかもしれません。
おわりに
というわけで「「Fire HD 8」を購入、1万円以下で手に入る圧倒的コスパのタブレット端末」という話題でした。基本的にAmazonストアやプライム会員特典など、Amazonのサービス利用を前提とした設計のタブレット。少々癖はありますが、そこを理解した上で使うと観る・聴く・読むを楽しめるコストパフォーマンスの良いタブレット端末として活躍してくれます。
アプリを介さず、スワイプだけでAmazonサービスやプライム特典に即アクセスできるのはとても便利。
そして非公式・自己責任になりますが、Google Playをインストールすることも可能。Google Playを入れるとAndroidの豊富なアプリを利用でき、より便利に使うことができます。