任天堂は31日の決算発表の中で、昨年12月15日より配信を開始した iOS 版『Super Mario Run (スーパーマリオ ラン)』について総ダウンロード数が7800万に達していることを明らかにしました。
iOS 版スーパーマリオ ランは世界7800万DL
任天堂・君島達己社長が記者会見で明らかにした情報によると、『スーパーマリオラン』のこれまでの層ダウンロード数は7800万件で、アプリのダウンロードから10日間までにフルコンテンツをアンロックできる有料版を購入した割合は5〜10%未満。約390万〜780万人程度ということですね。
この数字は任天堂の期待を下回っており、バージョンアップなどでこの割合を高めていきたいとしています。一般的なF2Pアプリの課金率は5%未満と言われるので、それを考えると日本円で1200円(海外では9.99ドルなど)というスマホ向けランアクションとしては比較的高価な価格で登場したマリオのパフォーマンスは悪くはありません。
『スーパーマリオ ラン』は、配信から1週間で世界5000万ダウンロードが発表されるなど、立ち上がりは順調。年末年始も App Store のダウンロード人気上位を保ち、クリスマスや元日には全アプリで1位を記録しました。
ただ調査会社からも購入率の伸び悩みが指摘。ワールドワイドでの購入率は9%未満ではないかと言われていました。
任天堂は3月、Android 版『スーパーマリオ ラン』を配信開始予定。スマホ初のマリオアクションが任天堂の期待に届くまでジャンプ出来るのか注目したいところ。