毎週木曜発売の「週刊モーニング」で月末の週に月1連載中、よしながふみさんによる料理漫画『きのう何食べた?』。弁護士・筧史朗(かけいしろう、料理担当)と乙女な美容師・矢吹賢二(やぶきけんじ)の、食生活を軸に2人の日常を描いた漫画の第13巻。

現実と同じように時間が流れ、登場人物たちもリアルに歳を重ねていく何食べワールド。この巻ではシロさんが53歳の誕生日を迎え、相方のケンジは50歳になっています。シロさんは初回で43歳だったので、あれから10年経ったというわけですね。そして二人は付き合い始めてから13年になるのだそう。50歳という年齢を受け入れたくないケンジは、これからは付き合った年数の長さをお祝いしようと提案し、どこまでも抗います。

おなじみ佳代子さんちへお呼ばれするエピソードでは、無神経ながら愛されキャラの旦那さん(右腕負傷中につき外出できず)もご一緒。春巻きおいしそー。

以前シロさんが風邪をひき、ケンジが看病する回がありましたが、今回は逆転。シロさんが熱を出して寝込んだケンジを看病してあげます。そのせいで初詣へ行けなくなったケンジに対して「何だよ。そんなのまた来年行きゃいいだけの話だろ」と思わず口をついて出るようになったシロさんの変化よ。その後、小日向さん&ジルベール(ワタルくん)とは鍋パで埋め合わせ。

前巻のラストで登場した事務の山田さんは晴れてフルタイム勤務になりました。そして意外と大雑把な性格であることが判明。葉野菜の根元はぶった切りタイプなんですね。

美容室の店長はいよいよ奥さんとXデー間近。タブチくんのわくわくが止まりません。50代にもなると同級生が不慮の事故とかではなく、病気で亡くなることも出てきますね。と悲しいエピソードもあるにはありますが、志乃さんち夫婦や山田さん夫婦も加わって登場人物が増えた分、登場する料理のバラエティも豊富に。レシピ本としても楽しくなっています。シロさんの作る料理も、付き合いの中で影響を受けて変わってきました。

何食べ第13巻に登場する献立・レシピ

第13巻に登場する献立・レシピは次の通りです。相変わらず美味しそうなレシピが並びますが、担々うどんとか春巻きとか、水炊き、ばらちらし、チキンライス、ピリ辛ねぎごまだれなど好みのものが多くて満足。びっくりしたのがアジの煮付け。アジって煮魚にもなるんですね。

  • 第97話:担々うどん、とうふのなめこあんかけ
  • 第98話:<佳代子さんち>春巻き、ゆで卵とベーコン入りポテトサラダ、小松菜の中華スープ
  • 第99話:大根と落とし卵のみそ雑炊、ブロッコリーのかにかまあん
  • 第100話:<小日向さん&ワタルくんと鍋パ>鶏の水炊き(鶏もも骨付きぶつ切り、鶏手羽先、鶏つみれ、厚揚げ、キャベツ、長ネギ、しいたけ、豆苗)、にんじんしりしり
  • 第101話:<誕生日めし>江戸前風ばらちらし、とり天とアボカドの天ぷら、菜の花のごまからしあえ、はまぐりのお吸い物
  • 第102話:シンガポールチキンライス、チンゲン菜のエスニック炒め、コンソメ野菜のかきたまスープ
  • 第103話:アジの煮付け、タコとわけぎのバターポン酢炒め、アスパラのおひたし、じゃがいも・玉ねぎ・ベーコンのみそ汁
  • 第104話:ゆで豚・ゆでオクラ ピリ辛ねぎゴマダレで、カボチャとナスの煮物、卵・トマト・豆腐の中華スープ

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