『きのう何食べた? 第1巻 / よしながふみ(著)』 おうちで、食べよう。


 

ふつうに働いて、家に帰って、ごはんを食べる。2人で作って食べれば、それだけで幸せ!

「2LDK、二人暮らし、食費、月2万5千円也。」

『きのう何食べた?』は、毎週木曜発売の「週刊モーニング」で月末の週に月1連載中の、よしながふみさんによる料理漫画。

ゲイのカップルが主人公の漫画なのでちょっととっつきにくそうに思いがちだけど、そうは思わせないキャラクターと親近感がわく食の話題が多くて読みやすい漫画です。

主人公は料理担当の弁護士・筧史朗(かけい しろう、シロさん、連載開始当時43歳)と、腕前はベテランとしては普通だが人当たりの良い美容師・矢吹賢二(やぶき けんじ、連載開始当時41歳)の2人。東京都杉並区阿佐ヶ谷をモデルとする街で、2人の家めしを中心とする話が展開します。

ストーリーと料理とのバランスがいいし、その料理についても食材や調味料に凝ったものが登場するのではなく、スーパーで普通に揃えられるものばかりなので、肩肘張らずに見られる。

部屋の家賃が10万円、食費が月2万5千円というのも結構リアル(共働きの男性2人にしては、少ないようにも思うけど)。そもそもシロさんが倹約家なので(ケンジがコンビニで定価のアイスを買ってくるだけで怒るほど。しかも家計とは別枠に)、高価な食材は出てこないのであった。

1巻に掲載されている料理は以下の通り。漫画チックなものでは無く、実際に作ってみても美味しいのでいくつかはうちのレシピにも加わりました。好きなのは鮭とごぼうの炊き込みごはん。

  • 第1話:鮭とごぼうの炊き込みごはん、小松菜と厚揚げの煮びたし、大根とほたてのなます、ザーサイの中華風炒め
  • 第2話:ツナとトマトのぶっかけそうめん(富永佳代子さんとその一家が登場)
  • 第3話:たけのことがんもとこんにゃくの煮物、菜の花のからし和え、かつおのたたき、春キャベツとワカメと油揚げの味噌汁
  • 第4話:いちごジャム
  • 第5話:いわしの梅煮、韓国風トマトサラダ、キャベツとベーコンの煮びたし、じゃがいもとさやいんげんの味噌汁
  • 第6話:茄子とトマトと豚肉のピリ辛中華風煮込み、オクラのおかか和え、豆腐サラダ
  • 第7話:さんまの塩焼き、栗ごはん、なめことみつばの味噌汁、きゅうりとなすのぬか漬け
  • 第8話:鶏もも肉のオーブン焼き、長ネギのジャーマンポテト、ブロッコリーの土佐ごまあえ、豆腐とワカメの味噌汁

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