2018年末はPayPayの100億円キャンペーンが盛り上がったキャッシュレス決済、スマホのコード決済。新たな決済手段として徐々に一般的になってきた印象もあるスマホのコード決済ですが、実際のところはどのくらい利用されているのでしょうか。

ICT総研が モバイルキャッシュレス決済の市場動向に関する調査結果をまとめ発表しています。

調査によると、小額決済時のQRコード決済利用率は4.1%。最も利用されているQRコード決済サービスは「楽天ペイ」で、「PayPay」と「LINE Pay」がそれに続くかたちとなっています。大規模キャンペーンで「PayPay」が躍進しましたが、まだ「楽天ペイ」がリードしています。

■ モバイル電子マネー・QRコード決済利用者は2021年度に2,000万人近くまで急増
■ 小額決済時のモバイル電子マネー利用率は9.2%、QRコード決済利用率は4.1%
■ よく利用するモバイル電子マネーはSuica、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUIC Pay
■ 最も利用されているQRコード決済は楽天ペイ、2位にPayPay、3位にLINE Payが続く
■ モバイル電子マネーの満足率は91%、モバイルQRコード決済の満足率は83%

株式会社 ICT総研 (東京都千代田区)は1月7日、モバイルキャッシュレス決済の市場動向に関する調査結果をまとめた。
 
via: ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー

スマホ電子マネー・QRコード決済サービスの利用者数

調査によると、2018年度末(2019年3月末)時点の「スマホアプリの電子マネー利用者(アクティブユーザー)」は、2017年度の893万人から1,157万人へ増加する見通し。「QRコード決済サービス利用者」も2017年度の187万人から2018年度は512万人へと大幅増となる見通しです。

キャッシュレス決済利用者は今後も拡大し、2021年度末(2022年3月末)には電子マネー利用者は1953万人に増加、QRコード決済利用者は電子マネーに迫る1,880万人へ急増すると観られています。

端末が対応していないことのある電子マネーよりも、アプリをインストールすればスマホ上で利用できるコード決済の方が今では勢いがありますし、予測よりも早く利用者数が逆転することもあるかもしれませんね。

※電子マネーとQRコード決済の両方を利用する人は、それぞれのサービスごとにカウント(二重計上)

最も利用されているコード決済は「楽天ペイ」

買い物の際によく利用するコード決済サービスの1位は「楽天ペイ」でした。次いで「PayPay」「LINE Pay」「d払い」「Origami Pay」・・・と続いています。

  1. 楽天ペイ(130人)
  2. PayPay(102人)
  3. LINE Pay(97人)
  4. d払い(69人)
  5. Origami Pay / Yahoo! スマホ決済(各46人)

100億円キャンペーンが大きな話題となった「PayPay」は後発ながら一気に利用者を増やして2位に。1位の「楽天ペイ」に迫る勢いです。「LINE」のユーザーベースをもつ「LINE Pay」は3位でした。

楽天経済圏を中心とする「楽天ペイ」は楽天スーパーポイントを貯める・使うことができる点も大きそうですね。「楽天ペイ」で貯めたポイントを楽天市場など楽天グループのサービスで利用することができます。あるいはその逆も可能です。楽天経済圏で楽天ポイントがザクザク貯まります。

スマホ電子マネー・コード決済の満足度

スマホアプリの電子マネーを利用している人の満足度は「満足」(40%)と「どちらかと言えば満足」(51%)をあわせて91%でした。一方、スマホのQRコード決済サービスの満足率は「満足」(35%)、「どちらかと言えば満足」(48%)を合わせて83%でした。

スマホアプリの電子マネーの満足率が高い理由についてICT総研は、「操作性の簡便さ」や「信頼性の高さ」「利用できる店舗の多さ」などに起因すると分析しています。

対してQRコード決済サービスの満足率がやや低くなっているのは、「利用できる店舗がまだ少ない」ことや「利用時の操作性」サービス開始後の期間がまだ短く「信頼性への不安が払拭できていない」ことなどによると思われるしています。

アプリのインストールまではできても、実際に利用するまではまだハードルが高いのかもしれません。使うと楽なのですが、結局現金やカード払いのほうが早く済むなあと感じることも。キャッシュレス決済は国が推進していることもあり、これからどんどん広がっていくと思います。シンプルに気軽にサクッと使えれば言うことなしなんですけれども。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で