東京ディズニーリゾートがSuicaやiD・QUICPayなど電子マネー決済に対応、ディズニーランドやシー、ホテル等で利用可能


 

2018年11月5日より、東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランドや東京ディズニーシー、ボン・ヴォヤージュ、ディズニーホテル)で電子マネー決済を利用できるようになりました。今後、対応する施設では現金を使わず、キャッシュレスでスムーズな買い物を楽しめます。

TDR各施設で電子マネーが利用可能に

対応する電子マネーは次の通りです。
QUICPay、QUICPay+、iD、Suica、Kitaca、PASMO、manaca、TOICA、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA

ざっくりいうと「QUICPay」「iD」「Suicaを始めとする交通系電子マネー」が、TDRで利用可能になったという話。

残念ながら楽天Edyやnanaco、WAONといった電子マネーは今回対応から漏れています。またプリペイドカードとプリペイドカード以外のカード(クレジットカード、デビットカード)を併用した支払いはできません。

Apple Pay や Google Pay で支払いをすることができるので、対応電子マネーを登録したスマホがあれば、それ1台でテーマパークを周ることができます。

電子マネー決済を利用できる施設

東京ディズニーランド

ショップ(バルーン、マジカルライトベンダーを除く)、レストラン(一部のワゴンを除く)

東京ディズニーシー

ショップ(バルーン、マジカルライトベンダーを除く)、レストラン(一部のワゴンを除く)

ディズニーランドとディズニーシーはテーマパーク内のワゴン販売などを除いて、基本的にはほぼ対応。建物内では使えるかどうかを気にすることなく、電子マネーを利用できるようです。

ボン・ヴォヤージュ

ディズニーホテル

フェスティバルディズニー、ミッキランジジェロ・ギフト、ディズニー・マーカンタイル、ビビディ・バビディ・ブティック、マジックメモリーフォト

舞浜駅そばにあるディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」や「ディズニーホテル」内の各施設も電子マネー決済に対応しました。

テーマパーク内の著しい混雑と顧客満足度の低下が指摘される東京ディズニーリゾートですが、入園者数は増加傾向。TDRを運営するオリエンタルランドによると、2018年度上半期(4月1日〜9月30日)の東京ディズニーランド&東京ディズニーシー2パーク合計の入園者数は、上半期として過去最高の1551万8,000人(前年同期比5%、74万3,000人増)を記録しました。

混雑緩和や満足度向上ための施策にも取り組んでいて、いつでも新鮮な体験をできるよう新エリアを新設して新アトラクションやホテルを建設するなど、TDRの大規模拡張を進めています。また今年はモバイル公式アプリをリリース。今回の電子マネー導入も、買い物時のレジ待ち時間の短縮を期待できます。買いすぎ注意。

というわけで、東京ディズニーリゾートがSuicaやiD・QUICPayなど電子マネー決済に対応、ディズニーランドやシー、ホテル等で利用可能 という話題でした。「Suica」などプリペイド方式の交通系電子マネーは予め一定金額をチャージして利用することになりますが、「iD(アイディ)」と「QUICPay(クイックペイ)」後払いのポストペイ方式なので、チャージ場所を探すことなく便利に利用できそうですね。

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