モノリスソフト、高橋氏率いる『ゼノブレイド』チームが新規RPGプロジェクトを始動につき開発スタッフを募集 「ロールプレイングゲームの要はマップです」


 

任天堂子会社のモノリスソフトは10月4日、高橋哲哉氏が率いる『ゼノブレイド』シリーズの開発チーム「第1プロダクション」にて、新規RPGプロジェクトを始動させたと発表しました。

これにともない、開発スタッフの募集(中途)を行っています。

募集職種はプログラマーやプランナー、テクニカルアーティスト、デザイナー。『ゼノブレイド』や『ゼノブレイドクロス』『ゼノブレイド2』に続く新規RPGプロジェクトを担当することになります。高橋氏のチームで、かつこれまで手がけた『ゼノブレイド』に続くプロジェクトであるということで、方向性や傾向、開発哲学のようなものは理解しやすいかもしれません。

高橋氏からのメッセージによると、特に声を大にして募集したいパートは「プログラマー」「マップモデラー」「レベルデザイナー」の3点。

高橋氏のチームはこれまでも印象的なマップを構築してきました。

ロールプレイングゲームの要はマップです。シナリオなどでは決してありません。

とまでメッセージ内で言い切るほど。「マップがなければ全てが成り立たず、逆にそこさえ決まれば全ての費用を算出できる」と責任者ならではの視点も垣間見せつつ、重要な役割を担うパートであると上記3職種の人材を募集する理由を説明します。

キャラクターデザイナーに関しては、将来的にモノリスソフトの看板となり得るデザイナーに出会いたいとの思いからきているのだそう。

『VII』以降の『ファイナルファンタジー』や『キングダムハーツ』シリーズなど、スクウェア・エニックスのみならず国内ゲーム業界を代表するキャラクターデザイナーの1人である野村哲也氏や、彼をはじめとする才能をスクエニ時代に高橋氏は見てきているだけに、モノリスソフトをより良くしていくための才能は常に探しているようです。

モノリスソフトは9月末現在で178名が在籍。今回の新規RPGプロジェクトに加えて、別のプロジェクトではアクションゲーム開発経験者を募集していたり、他職種も募集していたり規模拡大を続けています。


この記事をシェアする