Mozillaから20日、6週間のサイクルを経てWebブラウザ「Firefox」の最新バージョンが公開されました。年内最後の更新となる、今回ののバージョン9での主な変更点は以下の通り。
- JavaScript のパフォーマンスが劇的に向上
- Mac OS X Lion でのテーマ統合を改善
- Mac OS X Lion で 2 本指スワイプナビゲーションを追加
- JavaScript を通じた Do Not Track 設定の確認 が可能に
- CSS font-stretch プロパティに対応
- CSS text-overflow プロパティ の対応を改善
- HTML5、MathML、CSS などの標準対応を改善
- いくつかの安定性に関わる問題を修正
- いくつかのセキュリティ問題 を修正
JavaScriptエンジンの改良によって、最大で30%以上のパフォーマンス向上が確認されているそうです。一般的なサイトでも、2割から3割ほどパフォーマンスが向上するんだとか。早くなった・・・かな?
21日にはMac版の不具合を修正したとされる9.0.1もリリースされています。
来年最初の更新となる「Firefox 10」は、1月31日が予定されています。バージョン10ではアドオン互換性確認がより柔軟になり、バージョンアップ時の互換性問題が少なくなる事が報告されています。更新サイクルの早さは自動更新なので別にいいんだけど、アドオンの互換性の問題が残っていたので10で実装される更新は嬉しいですね。