Twitter、長期未使用の非アクティブなアカウントを削除へ。故人アカウント等については対応を検討


 

Twitterが、長期間に渡って使われていない非アクティブなアカウントを、12月以降、順次削除していく考えであることが明らかになりました。最近ログインしていないアカウントの所有者に対して、警告メールを送信しているとのこと。

メールの文面は次のようになっているそうです。

「Twitter を引き続き利用する場合、最新の利用規約やプライバシーポリシー、および Cookie の使用について同意する必要があります。これにより、お客様は私たち Twitter と共有する情報に関して最良の判断を下せるだけでなく、Twitter アカウントを引き続き使用することができます。しかしまずはじめに、2019年12月11日までに Twitter へログインし、画面に表示される指示に従っていただく必要があります。そうでない場合、アカウントは Twitter から削除される可能性があります」

Twitterは非アクティブなアカウントの扱いについて、ヘルプの中でも「アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインしてツイートしてください」と説明しています。またアクティブでない状態が長期間になると、アカウントが恒久的にに削除される場合があるとも。

12月12日以降、この規約に沿って、アカウントの削除が実行されていくことになります。

この件を報じたThe Vergeに対してTwitterの広報担当者は、“非アクティブなアカウントを整理して、より正確で信頼できる情報をTwitter内で表示する取り組みの一環である”と説明しています。

Twitterは、アクティブか非アクティブであるかの判断基準は「ログイン状況」に基づいていると説明しています。ただし、アカウント運用状況の判断基準となる要素は、一般に公開されているものばかりではないため、ユーザーがアカウントの運用状況を確認することはできません。

このルールが厳格に適用されていけば、故人のアカウントや一時的に運用を休止しているアカウントなども影響を受けることになります。The Vergeがこの件について確認したところ「現在はそうしたアカウントを保護する方法はないけれど、対策を検討している」とコメントしています。

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