『Axiom Verge』デベロッパー、3DS移植に関心も性能が課題に


 

“Metroidvania(メトロイドヴァニア)”タイプの探索型アクションアドベンチャーゲームとして高い評価を得ている『Axiom Verge』。現在2016年Q2の海外リリースに向けて、独自のフィーチャーを追加する Wii U 版の開発が進められていますが、開発者の Tom Happ 氏はさらに、本作をニンテンドー3DSにも展開したい考えを持っています。

強い関心を持っているとはいっても、3DSには処理速度や画面解像度といった技術的な課題もあります。Happ 氏によれば、『Axiom Verge』はもともと 480×272 の解像度で動くように設計されており、3DS の 400×240 画面にはフィットしません。またシェーダーエフェクトも重く、3DSに搭載されているよりも多くのRAMを必要としています。

それでも Happ 氏は、理論的に見て、これら課題を1つ1つに分けて考えたときに、必ずしも克服できないものではないだろうと考えているそうで、現在は実現可能性について調べている段階なのだとか。

ハード性能が壁になっていることで移植はそう容易ではなさそうですが、今年は『Runbow』や『forma.8』といった Wii U 向けタイトルが Newニンテンドー3DS専用ソフトとして移植される話も出ています。上手くいけば『Axiom Verge』もそこに続いて、通常3DSを含めるのは難しくとも、New3DS用ソフトとして見ることができるかもしれません。

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