イギリスやドイツと並んで、ヨーロッパでビデオゲームが盛んな地域の1つであるフランス。任天堂が今世代ヨーロッパでシェアを落としている中で、フランスは比較的好調な販売を見せていますが、現地経済メディアのインタビューに応じた任天堂フランスの幹部が、今年の好調ぶりや年内今後の目標についてコメントしています。
Challengesのインタビューで、任天堂フランスで副本部長を務めるPhilippe Lavoue氏が語ったところによると、Wii U本体の普及台数は前年比で5割以上伸びて45万台。年内には『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のハード牽引効果などによりさらに10万台上乗せし、55万台に到達することが期待されています。
ソフト販売本数は、高評価を受けた『マリオカート8』や『ベヨネッタ2』、『ゼルダ無双』、そして『スマブラ for Wii U』によって前年比で3倍に。『マリオカート8』は27万本(うち本体同梱分が7万本)、『ベヨネッタ2』は6万本弱の販売数を記録しているとのこと。
世界770万本出荷が発表された『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』ですが、フランスでは19.1万本を販売。日本から見ると大きく見えませんが、これは同期間の『ポケモンXY』と比較して51%多い数字だとのこと。ポケモンは3DS本体も牽引し、発売週は前週比で7割伸びました。これにより3DSファミリーの累計販売台数は315万台に。
Lavoue氏はまた、『スマブラ for Wii U』と同時発売した『amiibo』について、年内20万体の販売を目標としていることを明らかにしています。