先月末、好奇心旺盛なロシアの任天堂ファンがNFCフィギュア『amiibo(アミーボ) サムス』をモスクワ地下鉄の改札機にかざし、通過できたなどという怪しげな噂が出ていましたが、実際に通れるのかどうかを検証した映像が公開されています。
『amiibo』はNFCが搭載されているので、改札にかざせばNFCが認識され、ゲートのライトはいったん緑に点灯。しかしながらすぐに赤に戻ってしまいます。認識した部分だけがクローズアップされ通れると噂になっていますが、実際は異なります。
モスクワ在住のEurogamer読者、Vyacheslav Mostitskyさんの説明によれば、地下鉄の改札は常に開いているように見えるけれど、実際はそうではなく、対応の乗車カードをタッチすることで通過できるよう改札が一定時間開く仕組み。不正に通ろうとすれば、直ちにゲートが閉じられるということです。日本と同じですね。
『amiibo』をかざしてもNFCが搭載されていることを認識するだけで、通過出来た事実は無いというのが真相。当たり前ですが。
この噂を受けて、別のユーザーが今度はボストンの地下鉄でトライ。サムス以外にも様々なamiiboでチャレンジしますが、NFCとしてこそ認識されるものの、地下鉄のパスとして読み込まれることはなく、やはり改札を通ることはできなかったということです。
「Does Amiibo work with the Boston subway?」という動画名に対する説明文はシンプルに「No.」。
そもそも『amiibo』の場合、残高がチャージされていませんしね。