2月の発売が迫るWii U『ドンキーコング トロピカルフリーズ』のプレビューが海外サイトで公開され、その報告によると、テレビにゲーム画面を映して遊ぶ際、GamePadのタッチ操作や画面表示といった機能は全く活用されません。
『トロピカルフリーズ』の操作は、息を吹きかける操作が削除された事を除いて、多くの面で『リターンズ』と変わらぬコントロールが採用されています。
対応コントローラで言うと、『リターンズ』の操作体系であるWiiリモコン+ヌンチャク、そしてWiiリモコン操作が可能です。また『リターンズ3D』の操作が好みであれば、Wii U GamePadやWii U PROコントローラーで操作することもできます。これらコントローラを選択した場合、さらに十字ボタン操作かアナログスティック操作かも選ぶことができ、ユーザーの好みに合わせて操作スタイルを選択することができます。
ゲーム内でGamePad機能がどう使われているかですが、「Nintendo World Report」のプレビューによると、テレビにゲーム画面を映して遊んでいる場合、GamePadのタッチスクリーンには何も表示されず、ブランク状態になります。素早くコース選択をするオプションや、情報表示も無いとのこと。
逆にGamePadオンリーで遊ぶ「Off-TV Play」時には、今度はテレビ画面に何も表示されなくなります。
任天堂は『スーパーマリオ 3Dワールド』にタッチ操作や息を吹きかける操作など、GamePad機能を活用する場面を盛り込みました。これら操作はユニークな一方で、強制される場面を煩わしくも感じましたが、『トロピカルフリーズ』がこのプレビュー版のままリリースされるのであれば、レトロスタジオはGamePad機能をばっさり切り捨てた設計しています。
多彩なコントローラに対応するのでタッチ操作を省くのはあり得ることとしても、メニューやアイランドマップ、アイテムといったHUD表示すら無いのは驚きです。
意外な驚きはあったものの、ゲーム内容自体は3人の能力の異なるバディキャラクターや絶妙なレベルデザインで相変わらずチャレンジしがいのあるステージ、復活した水中ステージ、必殺技など、多くの面で好評を得ています。
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