国内では9月5日に発売日が決定し、PS3、Xbox 360、Wii U、PCでリリースされるUbisoftの人気ステルスアクションシリーズ最新作『スプリンターセル ブラックリスト』ですが、本作でクリエイティブ・ディレクターを務めるMaxime Beland氏によれば、Wii Uはこのゲームに最適なハードでした。
主人公サム・フィッシャーはゲーム内で、triorotor等のガジェットをOPSAT(オプサット)を通じてコントロールしますが、Wii U版ではGamePadがOPSATの役割を果たし、プレイヤーのアクションは、サムとシンクロします。Beland氏は、こうした機能がWii U版ならではの楽しくて面白い要素だと説明します。
「我々がWii U版で実装した機能は、『スプリンターセル』の世界において、とても有意義なものになったと自信を持っています。Wii Uは『スプリンターセル ブラックリスト』にとって、最適なプラットフォームだと感じています」
「Ubisoftトロントは、新技術の研究や、それら機能をどのように我々のブランドへ導入すれば有意義になるのかを見ています。既に述べたように、『スプリンターセル ブラックリスト』でWii U GamePadを活用することは、意味のある事です。サムのゲーム内の行動を拡張します。新たな技術がプレイヤーを楽しさと現実的な手法でゲームプレイに没頭させてくれるのは、素晴らしいフィーリングです」
スプリンターセル ブラックリスト SCOPEトレーラー
GamePadをゲーム内のガジェットに見立てて使う手法は、『ZombiU』や、他社製タイトルだと『バットマン: アーカムシティ』、任天堂だと『ピクミン3』や『レゴシティ アンダーカバー』でも導入されています。
テレビとGamePadとで視点移動が必要になるので、そこをもどかしく感じる人もいるかもしれませんが、ごっこ遊びの点からすると、なりきり度が増すので、Beland氏が語っているように没入感があって面白いものです。
まだ映像を見る限りですが、『スプリンターセル ブラックリスト』でも効果的に使用されていそうなので楽しみにしています。
『スプリンターセル ブラックリスト』は、Wii U版も他機種版から遅れることなく、国内で2013年9月5日に発売予定です。