Ubisoftが語る今後の『Splinter Cell(スプリンターセル)』:「シリーズはまだ進化の途上にある」

ステルスのみならず多彩なゲームスタイルを提供し、高い評価を得ていながら、セールス面では期待された売り上げを達成できなかったとされる Ubisoft のステルスアクションシリーズ最新作『Splinter Cell: Blacklist(スプリンターセル ブラックリスト)』。そんな『スプリンターセル』について、Ubisoft でアニメーション・ディレクターを務める Kristjan Zadziuk 氏は Official Xbox Magazine のインタビューに応じ、シリーズの今後についてコメントしています。


Zadziuk 氏は、最新作が高評価を受けたにもかかわらず、Ubisoft Toronto スタジオはまだ完ぺきなこれぞ『Splinter Cell』だという定式を掴んでいないとして、同シリーズを「まだ進化の途上なんだ」と切り出します。

「我々は『Assassin’s Creed』シリーズのような栄華を得られていません。『スプリンターセル』シリーズはまだ進化の途上にあると考えています。

シリーズを見渡しても、同じ『スプリンターセル』は2つとしてありません。すべての作品で進化し、適応してきました。それは私にとって本当にエキサイティングな事です。我々はこれぞ『スプリンターセル』だというゲームに徐々に近づいていますし、そしてそれは、必ずしも1作で1500~1600万本売るような『Call of Duty』型ベストセラーではないのかもしれません。おそらくは、ただ最高の『スプリンターセル』であればいいのです」

それぞれのゲームで機能することが重要で、他フランチャイズのアイデアをそのまま『Splinter Cell』へ移植することはしないとZadziuk氏。

「『Far Cry 3』はとても広大なゲームだったので、マップを与える際には有機的な方法を見つけるようトライしています。しかし『Splinter Cell』にそれは適さないでしょう。サムが塔の頂上まで登ってボタンを押すことに意味がありません。しかしまた一方で、我々は自分たち流のアクティブスプリントを持っています。それは『Assassin’s Creed』のコピーではありませんし、サムをより流れるように動かす我々なりの作り方です」

『Splinter Cell: Blacklist』の目標売上は、一説には500万本とも言われていましたが、最新の報告では世界200万本ほどで、業績下方修正発表の際には名指しで不振が伝えられていました。ステルスアクションの緊張感と、TPSの爽快感を両立させながら、『Splinter Cell』が今後どう進化していくのか注目されます。

スプリンターセル ブラックリスト
スプリンターセル ブラックリスト
メーカー: Ubisoft
開発: Ubisoft Toronto
ジャンル: アクションステルス
発売日: 2014年9月5日
プレイ人数: 1-2人(通信プレイ時: 2-8人)
対応ハード: PS3、Xbox 360、Wii U、PC

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