NPDグループから、北米地域2012年11月分(10月28日~11月24日)の販売データが発表されました。Wii Uは集計期間1週間ながら42.5万台を販売、任天堂ハード合計では175万台を販売し、2004年以降36度目の月間100万台突破を果たしています。
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縮小傾向の続く北米ゲーム業界
11月の市場規模は25.5億ドルで、昨年の28.7億ドルから11%のダウン。
カテゴリ別に見ると、ハードウェアが9億6,220万ドルから8億3,800万ドルへ13%、ソフトウェアは16億5,000万ドルから14億6,000万ドルへ11%それぞれ下落しています。
伸びを見せると思われていたアクセサリ類も、2億8,090万ドルと8%減少しました。ただSkylandersフィギュアの売り上げは250%の伸びを見せたということです。
任天堂ハードの売り上げ
任天堂関連を見ていくと、Wii Uは42.5万台を販売(ローンチからの7日間で)。Wiiのローンチは47.5万台で、それには及ばないものの、同等の勢いを見せたと任天堂は評価。ソフトでは『New スーパーマリオブラザーズ U』が、ハード購入者の6割近くとなる24.3万本を販売したとのこと。
2度目のホリデーシーズンを迎えたニンテンドー3DSは54万台を販売。北米での累計販売台数は650万台目前まできました。また『マリオカート7』が累計200万本を突破し、ダブルミリオンを記録した2本目の3DSタイトルとなりました(1本目は『スーパーマリオ 3Dランド』)。
旧世代機もまだまだ元気です。7回目のホリデーシーズンを迎えたWiiは42万台を販売し、アメリカでの累計販売台数が4,000万台を突破。ニンテンドーDSも37万台を販売し、もう数日でアメリカでの累計販売台数が5,300万台を達成するところにあります。
任天堂アメリカのScott Moffitt上級副社長(ロッベンによく似た髪型をされている方ですね)は、「画期的なWii Uと継続したニンテンドー3DSの力強さ、そしてWiiやDSの尽きない魅力は、ブラックフライデーや11月を通して勢いを牽引しました。Wii Uはアメリカで驚異的なスタートを切り、殆ど完売しました。このホリデーシーズンにおける“マストハブ”な製品としての地位を固めています」とコメントしています。
2012年11月北米セールスチャート
- Call of Duty: Black Ops 2 (360, PS3, PC, Wii U – Activision)
- Halo 4 (360 – Microsoft)
- Assassin’s Creed 3 (360, PS3, Wii U, PC – Ubisoft)
- Just Dance 4 (Wii, 360, Wii U, PS3 – Ubisoft)
- Madden NFL 13 (360, PS3, Wii, PSV, Wii U – Electronic Arts)
- Skylanders Giants (Wii, 360, PS3, 3DS, Wii U – Activision)
- Need for Speed: Most Wanted 2012 (PS3, 360, PSV, PC)
- NBA 2K13 (360, PS3, Wii, PSP, Wii U, PC – Take 2 Interactive)
- WWE 13 (360, PS3, Wii – THQ)
- FIFA Soccer 13 (360, PS3, Wii, PSV, 3DS, Wii U, PSP – Electronic Arts)