【NPD】2021年1月の米ゲーム市場規模は1月として過去最大の47億ドル

2021年2月13日

by tanco (@t011org)

NPDグループが報告した2021年1月の米国ゲーム市場規模は、新型ゲーム機の発売によりハードウェアが前年同月比144％増となるなど、コンテンツ、周辺機器・アクセサリも含め全分野が好調に推移。総売上高は42％増の47億ドルを記録しました。

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2021年1月米国ゲーム市場規模

ハードウェア : 3億1,900万ドル（+144%）
コンテンツ* : 41億7,200万ドル（+36%）
周辺機器・アクセサリ : 2億2,200万ドル（+73%）
売上高 : 47億1,300万ドル（+42%）

*コンテンツはゲームソフト本編（パッケージ版&デジデジタル版）、DLC/MTX、サブスクリプション（家庭用ゲーム機、クラウド、モバイル**、PC、VR）を含む
**モバイルはSensor Tower提供

2021年1月は目立った新作ソフトはなかったものの、2020年発売ソフトが勢いを保ちました。またマイクロトランザクションへの支出も増加しているということです。

ソフトウェア

2021年1月 US チャートトップ20

(1) Call of Duty: Black Ops: Cold War – Activision Blizzard
(3) Assassin’s Creed: Valhalla – Ubisoft
(4) Marvel’s Spider-Man: Miles Morales – SIE
(5) Madden NFL 21 – Electronic Arts
(6) Animal Crossing: New Horizons (あつまれどうぶつの森)* – 任天堂
(7) Mario Kart 8: Deluxe (マリオカート8 デラックス)* – 任天堂
(19) Ring Fit Adventure (リングフィットアドベンチャー)* – 任天堂
(26) Call of Duty: Modern Warfare – Activision Blizzard
(11) Super Smash Bros. Ultimate (大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)* – 任天堂
(8) NBA 2K21* – Take-Two Interactive
(10) Super Mario 3D All-Stars (スーパーマリオ 3D コレクション)* – 任天堂
(14) FIFA 21 – Electronic Arts
(9) Immortals: Fenyx Rising – Ubisoft
(20) Mortal Kombat 11 – Warner Bros. Interactive
(12) Just Dance 2021 – Ubisoft
(17) The Legend of Zelda: Breath of the Wild (ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド)* – 任天堂
(31) Minecraft: PlayStation 4 Edition – Microsoft
(2) Cyberpunk 2077* – Warner Bros. Interactive
(18) Super Mario Party (スーパーマリオパーティ)* – 任天堂
(40) UFC 4 – Electronic Arts

新年最初の月間売上トップ20を制したのはアクティビジョンの『Call of Duty: Black Ops: Cold War』でした。発売以来3か月連続でチャートのトップに君臨しているだけでなく、すでに米国ゲーム市場の歴代 20 位に入るなど、記録的なペースで売れ続けています。2019年タイトルの『Call of Duty: Modern Warfare』も 8 位にチャートイン。

2位は『Assassin’s Creed: Valhalla』でした。こちらも『CoD: BOCW』と同様に好調な3か月の販売実績となっており、ACシリーズとしては米国で最も売れた『Assassin’s Creed III』に次ぐ売上となっています。

『あつまれどうぶつの森』は5位に返り咲き。任天堂タイトルで最も高順位につけており、まだまだ売れ行き好調です。トップ5に入ったのは昨年7月以来のことです。任天堂タイトルは『マリオカート8 デラックス』（6位）や『リングフィットアドベンチャー』（7位）、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』（9位）など計7タイトルがトップ20入りしています。

注目タイトルだった『Hitman 3』はデジタル販売分が計上されていない関係かトップ20圏外。IO Interactive は発売週ですでに開発費をペイしたことを発表しており、相当数の売上があるものと思われますが、チャートには反映されませんでした。同様に、『Cyberpunk 2077』も18位に落ち込んでいます。