レア社に所属していた元スタッフが「Mingy Jongo」という開発チームを結成し、シリーズの中断している『バンジョーとカズーイ』のコンセプトを引き継いだ新作の開発に動き出しました。
『バンジョーとカズーイの大冒険』(Banjo-Kazooie)は、N64で産声をあげたレア社のオリジナルタイトル。『スーパーマリオ64』にレア色を加えた箱庭アクションゲームで、N64で2タイトルが発売。その後任天堂がマイクロソフトへレア社を売却したことで、Xbox 360でも続編『ガレージ大作戦』が発売されました。しかし2008年の発売を最後にシリーズは中断しています。
「Mingy Jongo」には、レアで同シリーズやドンキーコング、パーフェクトダークなどのコンポーザーを担当したGrant Kirkhope氏やSteven Hurst氏が参加。その他にも、オリジナルのバンジョーカズーイに携わったコアメンバーが複数参加しているようです。
新作は『バンジョーとカズーイ』の続編ではなく、同作の持っていたユーモアやキャラクター、ゲームプレイ体験や素晴らしい楽曲を共有する別のタイトル。
現在の所具体的に開発が進行しているというわけではなく、まだ出資金を募っている段階。ただ「Mingy Jongo」のTwitterアカウントも開設され、任天堂後期からMS時代になって良い話題の少なかったレアから(元スタッフですが)、久しぶりに熱のこもったプロジェクトとなりそうです。