Xboxマーケティング担当者の「『バンジョーカズーイ』なんて誰も気にしない」発言が物議、謝罪し発言を撤回


Banjo-Kazooie バンジョーとカズーイの大冒険

 

マイクロソフトで Xbox ゲームのマーケティングを担当する Aaron Greenberg 氏が、先日『Microsoft Flight Simulator』イベントに出席した際、『バンジョーとカズーイの大冒険』についてコメントしています。イベントで PR 担当者が参加したファンに対し“もう一度見たいゲーム”は何かと尋ねたところ、『バンジョーとカズーイの大冒険』という声が挙がりました。

『バンジョーとカズーイの大冒険』シリーズはレアが開発した箱庭 3D アクション。熊のバンジョーと鳥のカズーイのコンビが、2匹1組で多彩なアクションを駆使しながら仕掛けいっぱいのステージを攻略していきます。

Greenberg 氏は復活を願うこの声に対し、場内の観客へ向けて「『バンジョーとカズーイの大冒険』なんて誰も気にしていないよ」と発言。レアを傘下に持つマイクロソフト幹部のこの発言をまっすぐに受け取った『バンジョーカズーイ』ファンも多く、物議を醸しています。

ファン心理を読み誤った公の場での不用意な発言が自身としては予想外の騒ぎになってしまい、Greenberg 氏は X(旧Twitter)で今回の発言について冗談だったと釈明。発言を撤回します。

「『バンジョーカズーイ』が我々のファンや世界中のゲーマーにとってどれほど重要か、よく理解しています。それに私にとっても、『バンジョーカズーイ』のようなクラシックゲームをプレイして育ったわけで、心の中で特別な場所を占めています」

https://twitter.com/aarongreenberg/status/1848078652850004009

ただ、マイクロソフトが『バンジョーカズーイ』シリーズを高く評価していると発言し IP を保有している一方で、任天堂からレアを買収した後、シリーズの開発は滞っています。

今のところ最後の本編作品は2008年に Xbox 360 で発売された『バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦』。その後は旧作の移植やリメイク、リマスターにとどまっています。

バンジョーとカズーイが参加する作品としては、2019 年の Nintendo Switch ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に、DLC追加ファイターとして参戦しています。『バンジョーとカズーイの大冒検2』以来 19 年ぶりに、任天堂発売ソフトに登場。

そしてその『バンジョーとカズーイの大冒検2』が 2024 年 10 月 25 日、『Nintendo Switch Online + 追加パック』加入特典ソフト『NINTENDO 64 Nintendo Switch Online』に収録、配信開始。すでに配信中の『1』とともに、スイッチ上でバンジョーとカズーイのバディアクションを遊ぶことができます。

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