発売から 7 度目のホリデー商戦期を迎え、ライフサイクルの終盤に差し掛かっている任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch（ニンテンドースイッチ）」。Circana（旧NPD）の報告によれば 2023 年 11 月の売上は 2022 年と比べ厳しいものになっているようです。ただし、スイッチが発売からこれまで積み上げてきた数字は非常に大きく、累計販売台数はいまや米国ゲーム市場において歴代 3 位となりました。
スイッチの米国での累計販売台数、Xbox 360を上回る
Circana のアナリスト Mat Piscatella 氏によれば、米国における Nintendo Switch の普及台数は 2023 年 11 月時点でマイクロソフトの Xbox 360 のそれを上回りました。これによりスイッチはニンテンドーDSや PlayStation 2 に次いで歴代 3 番目に普及したゲーム機になったということです（集計対象期間は 1995 年〜）。
なお出荷と実売のギャップはありますが、任天堂が公開している情報によると、アメリカを含む米大陸におけるニンテンドーDSの累計販売台数（出荷）は 5,993 万台。同じく Nintendo Switch のアメリカを含む米大陸における累計販売台数（出荷）は2023年9月末時点で5,103万台となっています。
