HD-2D版『ドラクエ3』プレビューから判明した新情報のまとめ


ドラゴンクエスト3 そして伝説へ HD-2D リメイク

 

スクウェア・エニックスは HD-2D 版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を2024年11月14日に発売します。予約受付も開始。2021年5月の制作発表から3年半、ついに発売へ。

対応プラットフォームは Nintendo Switch / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / Steam / Windows。

また2021年当時から示唆されていたように、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の制作も発表。こちらは2025年内の発売が予定されています。

こちらも対応プラットフォームは Nintendo Switch / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / Steam / Windows。

発売日が決定し、新情報もいくつか明らかになってきています。

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』とは

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は今なお多くのゲームファンに愛される普及の名作『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を、『オクトパストラベラー』や『トライアングルストラテジー』などで知られる “HD-2D” 表現を用いてリメイクしたタイトルです。

当初、あまたとスクエニによる開発だと発表されていましたが、本発表では開発はアートディンクとスクウェア・エニックス浅野チームということになりました。

HD-2Dとは

“HD-2D” は、スクエニの浅野チームが開発したドット絵と3D CG が融合したグラフィック表現。ドット絵のキャラクターと立体的な背景を組み合わせ、視覚効果や高精細なエフェクトを加えることで、懐かしくも新しい映像表現を実現しています。

HD-2D版『ドラクエ3』試遊から見えた新情報まとめ

先日アメリカで開催された Summer Game Fest でプレイできたという IGN Japan のプレビューより新情報が到着しています。感想はクラベ・エスラ氏と野口広志氏によるもの。プレイ時間は 30 分ほど。アリアハンからレーベの町、そしてナジミの塔を攻略するくらいまでの、ゲーム序盤を遊ぶことができたとのこと。ちなみに野口氏は原作未プレイ。

-街は立体感のある描写になっているので、オリジナルよりも没入感が向上。『オクトパストラベラー』と比較しても遜色のないクオリティ。
-フィールドマップも起伏をつけたデザイン。ダンジョンも立体的な構造に。
-バトルは『3』オリジナルを尊重。変に現代化しておらず、ランダムエンカウントだったり、攻撃対象を選ぶ、コマンドの選択肢、エフェクトもドラクエらしさ。
-戦闘速度をふつう・はやい・超はやいの3段階から選べる。
-音楽はおそらくオーケストラ調。よりサウンドに厚みがあるBGMを聴くことができる。
-マップ:ワールドマップと常時表示のミニマップ
-ワールドマップを見ると目的地がピン留め、次にすべきことがテキスト表示
-ミニマップにダンジョンの経路表示(試遊版だから?)
-ユーザーフレンドリーでストレスフリーに進めていける。
-キメラのつばさやルーラといったファストトラベル機能は洞窟内でも使える。原作では洞窟や建物内では天井にぶつかるなどして使えなかった。
-キャラクターが喋った会話の内容を記録しておいて、後からいつでも確認できる。
-最近のタイトルで採用されている仲間との会話システムはなさそう。
-クラシックなドラクエ体験を楽しめる。
-試遊は Nintendo Switch 版をプレイ。ビジュアルもよく動作も快適。ロード時間が気になることもなかった。

他にも気になる点

これまで発売されてきた HD-2D 作品とは異なる表現力の HD-2D。

トレーラーを見る限り追加の職業(まもの使い)や追加のエピソードもありそう。

HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』のロゴに、ドラゴンではなくラーミア(?)のような姿が描かれている。

HD-2D リメイク版について生みの親である堀井雄二氏いわく「時系列としては『III』が物語の始めとなっており、『III』>『I』>『II』の順番でプレイしてもらうと、あっ!と驚く展開が待っています」だという。

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