【比較】『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』Nintendo Switch版の特徴や他機種版との違い、『レイマン』スタジオによる2Dアクションアドベンチャー


プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠(Prince of Persia: The Lost Crown)

 

アクションアドベンチャーゲーム『プリンス オブ ペルシャ』シリーズの最新作『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠(Prince of Persia: The Lost Crown)』が 2024 年 1 月 18 日に発売。Nintendo Switch から PlayStation 5 / Xbox Series X|S まで多くのプラットフォームに対応しています。

2010 年に発売された『プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂(Prince of Persia: The Forgotten Sands)』以来、14 年ぶりとなるシリーズ新作。Ubisoft 製タイトルにありがちな 3D オープンワールドではなく、伝統的な 2D 横スクロールの探索アクションアドベンチャーに回帰しました。メトロイドヴァニア的要素も。

呪われたペルシャの世界でプレイヤーは主人公サルゴンとなり、時間を操る「時の力」やアクションスキルを駆使しパズル要素あるステージを進み、自慢の剣術で伝説に挑みます。

『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』スイッチ版を含むパフォーマンス比較

『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』はペルシャ神話をモチーフにした架空の世界カーフ山を舞台に、王子を救い、 世界のバランスを取り戻すための壮大な冒険を繰り広げるアクションアドベンチャー。プレイヤーは呪われた神話世界のペルシャ中心地に暮らす若き戦士サルゴンとなって、ユニークな時の力とアビリティを 組み合わせて、多様なワールドを探索し、強敵と戦います。

開発は Ubisoft モンペリエが担当。主に『レイマン』シリーズを担当してきたスタジオです。『レイマン レジェンド』や『レイマン オリジン』のクオリティを考えると彼らが手掛ける 2D アクションは期待しかありません。

ゲームエンジンは Unity。『レイマン』のスタジオなので自社の UbiArt Framework かと思いきや自社の独自エンジンではなく Unity が採用されています。

パフォーマンスは全機種で良好

プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠(Prince of Persia: The Lost Crown)

パフォーマンスは以下のとおり。Nintendo Switch 版はTVモード時 1080p / 60fps、携帯モード時 720p / 60fps をターゲットに、印象的なパフォーマンスを見せます。テクスチャの簡素化または削減といった視覚的な省略はいくつかの箇所で見られるものの、全般的に非常に滑らかな状態でゲームプレイが可能。スイッチの中で最も見栄えがするタイトルのひとつであるとも評価されます。特に携帯モード、有機ELモデルとの相性が良いのだとか。

  • PS5 : 4K / 60fps(最大120fps対応)
  • Xbox Series X : 4K / 60fps(最大120fps対応)
  • Xbox Series S : 1440p / 60fps
  • Nintendo Switch : TVモード 1080p / 60fps | 携帯モード 720p / 60fps

Digital Foundry によれば本作は、スイッチ版だけでなくテストできたすべてのプラットフォームで良好な動作を確認。対応するプラットフォームの多さを考慮すると非常に印象的なマルチプラットフォームタイトルに仕上がっているとしています。テストできたプレリリースバージョンの段階て、修正パッチの必要を感じないほど完成されているとも。

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