【Sifu】もっと香港アクション映画風に「広東語」ナレーション追加


Sifu

 

フランスのゲーム開発スタジオ Sloclap は同社が開発・発売するアクションゲーム『Sifu』について、今後のアップデートで「広東語」ナレーションを追加すると発表しました。『Sifu』は1970年代・1980年代の香港カンフー映画から影響を受けており、ゲーム内でもさまざまなオマージュを見て取れます。広東語ナレーションの追加はこれら映画をたたえ、映画好きなプレイヤーにとっては『Sifu』をより没入感ある体験にする手段です。

Sloclap は『Sifu』で継続的なアップデートを行っており、衣装の追加だけでなく難易度オプションやリプレイエディターなど、ゲームをより深く楽しめる機能も提供されています。2023年Q1 には新しいゲームモード「ARENAS」の追加が予定。Q2 にはさらに「ARENAS」が追加される予定となっています。これらアップデートは無償で提供されます。「広東語」ナレーション追加も「ARENAS」を含む Q1 のアップデートかあるいはそれ以降のどこかの時点で行われます。

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『Sifu』という作品が香港アクション映画愛にあふれタイトルも広東語発音に基づいているにもかかわらず、これまで吹き替えが用意されなかったのはなぜなのか。追加までここまで時間がかかったのはどうしてなのか。Sloclap の共同創業者でありプロデューサーの Pierre Tarno 氏は海外メディア Eurogamer に対して、次のように説明しています。

「タイトルに『Sifu』を選んだのは、Shifu(中国語の発音)よりも短く、そして発音しやすいというのが主な理由です。加えてカンフーと香港映画へのオマージュでもあるからです。ではなぜ発売時に広東語のボイスオーバーを収録しなかったのかというと、インディースタジオとして発売時にそれを行う余裕がなかったから、というのがシンプルな回答になります」

『Sifu』は発売後のアップデートで中国語ボイスオーバーが追加されていますが、このとき追加されたのは標準中国語のみでした。

「タイトルの成功を受けて、広東語を追加収録してリリースできたらいいねという話になりました」

『Sifu』は Nintendo Switch / PlayStation 5/ PlayStation 4 / PC(Epic Games Store)で発売中。2023年3月には Xbox Series X|S / Xbox One / Steam にも対応予定。

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