2020年3月に発売され、世界的にヒットを記録した任天堂の Nintendo Switch ソフト『あつまれ どうぶつの森』(あつ森)。現実と同じ時間が流れる世界で、どうぶつたちと交流しながら、プレイヤーがそれぞれ思い思いの暮らしを楽しむ『どうぶつの森』シリーズの最新作です。新作の舞台は未開の「無人島」。無人島移住パッケージ参加者となって無人島へ降り立った主人公は、生活に必要なものを DIY するなどして島を発展させていきます。
発売当時は新型コロナによるパンデミックで世界各国が行動制限下にあり、巣ごもり需要が拡大。自宅で楽しめるエンタメとしてゲーム産業は活況に。巣ごもり需要は『あつまれ どうぶつの森』にも追い風となり、発売から 6 週の時点で世界 1,300 万本を超え、過去最も売れたシリーズ作『おいでよ どうぶつの森』や『とびだせ どうぶつの森』の累計売上を上回ってシリーズ最大ヒット作となりました。
2021年11月には有料追加コンテンツ『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』が配信開始。どうぶつたちの理想の暮らしをコーディネートしていく、ぶつ森シリーズの魅力のひとつである「家づくり」にフォーカスした新たな楽しみ方が加わり、より幅広い遊び方ができるようになりました。
初代スーパーマリオやポケモン赤緑青を上回るヒットに
『あつ森』は発売当時、国内ではニンテンドースイッチ用ソフトとして最大の初動 188 万本を記録。また発売からわずか 1 か月強(2020年4月20日~4月26日週)で『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の売上 366 万本を上回る 389 万本を販売。日本国内で最も売れたスイッチソフトとなりました(ファミ通によるパッケージ版の推定販売本数)。
『あつ森』の快進撃はさらに続きます。
2020 年 6 月末までには国内 715 万本を突破。『スーパーマリオブラザーズ』(681万本)を上回り、バージョン違いを含まない単一のゲームソフトとして歴代 1 位の記録を更新しました(任天堂による出荷本数)。
その後も売上を伸ばし続けてきた『あつ森』。2022 年 3 月末には国内 1,019 万本と 1,000 万本の大台に到達します。さらに 2022 年4〜9月も国内 26 万本を販売しており、累計は 1,045 万本となりました。
1,045 万本。
これまで国内ゲーム市場において歴代最も売れた『ポケットモンスター 赤・緑・青』の合算 1,023 万本を上回るソフトがついに現れました。
『あつ森』は2022年9月末までに海外分も含め累計 4,017 万本を販売。『マリオカート8 デラックス』に次ぐ、ニンテンドースイッチ用ソフト第2位の売上を記録しています。
コンテンツの追加は『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』とバージョン 2.0 の配信で完了となりましたが、今でも多くのファンがプレイし、コミュニティは盛り上がりを見せています。