【比較】『Sifu』Nintendo Switch 版の特徴やパフォーマンス、他機種版との違いは


師父―Sifu―

 

元 Ubisoft のスタッフたちが設立したパリに拠点を置くスタジオ Sloclap が手掛ける、香港映画のような雰囲気のカンフーアクション『師父―Sifu―』(シフ)の Nintendo Switch 対応が Nintendo Direct 2022.9.13 にて発表。2022年11月9日に発売されました。

価格は4,180円(税込)。

リリースから1か月経たずに100万本を販売し、2022 年の GOTY 候補のひとつとも評されるなどサプライズヒットを記録している良質なカンフーアクションゲームを、ニンテンドースイッチでも楽しめる。

Sifu とは

『師父―Sifu―』は、激しい近接戦に焦点を当てた三人称視点のカンフーアクションゲーム。

プレイヤーは白眉拳(嵩山少林寺の流れを汲む南派武術)の使い手である若きカンフーの弟子となり、家族を殺した者を追い、激しい戦いの世界に身を投じることとなります。タイムリミットである 70 歳までに復讐を完遂できるか。

師父―Sifu―

『Sifu』は本格的な中国拳法による格闘アクション(『Sifu』のアクションは、白眉拳の使い手であるベンジャミン・コルシー氏が監修)や多くのアクション映画から影響を受けたという、往年の香港カンフー映画のような世界観が魅力。ハイテンポでアクション満載の、相手との駆け引きの攻防を楽しめるバトルが展開されます。

また不思議なペンダントの力により、キルされる度に歳を重ねて蘇る独特の加齢システムを搭載していることもこのゲームの特徴です。年を取って復活すると新たな技を習得したり攻撃能力が上がる一方で、体力は衰えていきます。

師父―Sifu―

スイッチ版『Sifu』の特徴

師父―Sifu―

Sloclap は発売後も『Sifu』のサポートを続けており、コンテンツ追加などのアップデートが無料配信されています。難易度選択やスコアシステム、新たな衣装、ゲームの遊びの幅を広げるチート機能、アリーナ(闘技場)などが実装されてきました。

Nintendo Switch 版も基本的に、他機種でリリースされたアップデートを受け取っています。ただし「リプレイエディター」に関してのみ実装が見送られています

スイッチ版のパフォーマンス

『Sifu』は当初 PS4 / PS5 / PC に対応してリリースされたタイトルで、PS4版は1080p/60fps、PS5版PC版は4K/60fpsでのゲームプレイを楽しめます。PS4版でもPS4 Proなら4K表示に対応します。

では Nintendo Switch 版はどうか。スイッチ版は30fpsで動作します。全体的に安定しており、TVモードでは冒頭の一部を除いてフレームレートの低下はありません。携帯モードではTVモードと比べるとやや増加しますが、ゲームプレイを損ねるほどではありません。解像度はおそらく動的解像度を採用しているのではと考えられています。シャドウの簡略化は気になるかもしれませんが、シャープなビジュアルは維持されます。

パッケージ版が H2 Interactive から12月1日に発売。価格は5,280円(税込)。Amazon ではオフィシャルアートブックが店舗特典として付属します。


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