【比較】『ニーア オートマタ』Nintendo Switch版“ヨルハエディション”の特徴やパフォーマンス、他機種版との違い


NieR:Automata The End of YoRHa Edition(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)

 

スクウェア・エニックス × プラチナゲームズによるアクションRPG『NieR:Automata』(ニーア オートマタ)が、任天堂の家庭用ゲーム機 Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)にも登場。いつでもどこでも、遊べるようになりました。

発売日は 2022 年 10 月 6 日。

価格は5,280円(税込)。

スイッチ版のタイトルは『NieR:Automata The End of YoRHa Edition』(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)です。

ゲーム本編に加えて追加コンテンツ「3C3C1D119440927」と、本作のために作られた和装を含むコスチュームセット「6C2P4A118680823」が無料ダウンロードコンテンツとして配信されます。

『ニーア オートマタ』が Nintendo Switch に対応

NieR:Automata The End of YoRHa Edition(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)

スイッチ版『ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション』の特徴

NieR:Automata The End of YoRHa Edition(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)

『ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション』と名付けられた Nintendo Switch 版には、ゲーム本編に加えて追加コンテンツ「3C3C1D119440927」が予め収録されています。

3種類の闘技場でのバトルと、その報酬として『ニーア レプリカント』のキャラクターをモチーフにした 3 種類のコスチュームを入手可能です。

また本作向けの無料ダウンロードコンテンツ「6C2P4A118680823」が制作。6種類のコスチュームと4種類のアクセサリー、関連作品『ニーア リィンカーネーション』に登場したキャラクターのポッドスキンが2種類提供されます。

NieR:Automata The End of YoRHa Edition(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)
6C2P4A118680823 収録内容
  • 2B用:複製サレタ2P ノ義体/ヨルハ制式装束・壱
  • 9S用:複製サレタ9P ノ義体/ヨルハ制式装束・弐
  • A2用:複製サレタP2 ノ義体/ヨルハ制式装束・試作
  • 白狐の面/黒狐の面/月下の花飾り/残英の花飾り
  • ポッド042用:ママ
  • ポッド153用:運送屋

『ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション』のパフォーマンス比較(解像度・フレームレート)

Nintendo Switch 版の画質はTVモード時に 1080p 解像度(1920×1080)、テーブルモード/携帯モード時に 720p 解像度(1280×720)であるとスクエニ公式からアナウンスされています。

またフレームレートは 30fps での動作となります。

なお PS4 版は 60fps で動作し、解像度は 900p (PS4)および 1080p(PS4 Pro)でした。

  • SWITCH (TVモード) : 1080p / 30fps
  • SWITCH (テーブル/携帯) : 720p / 30fps
  • PS4 : 900p / 60fps
  • PS4 Pro : 1080p / 60fps

※解像度・フレームレートはそれぞれ最大

パフォーマンス比較 映像

実際にスイッチ版『ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション』はどの程度のクオリティで移植されたのでしょうか。Digital Foundry から解析動画が公開されています。

『ニーア オートマタ』は、スイッチ版のベースとなっている PS4 / Xbox One で最大 900p / 最大60fps をターゲットに開発されたソフト。スイッチ版では目標解像度が 1080p に引き上げられる一方で(携帯モードは720p)、フレームレートは 30fps へ落とされています。

スイッチと比べ強力な PS4 / Xbox One 版でも、安定した 60fps を達成するのは難しかったことから、スイッチへの移植で 30fps をターゲットとしているのは妥当な判断と言えそうです。

また別の妥協点として Switch 版ではテクスチャ解像度が低下。ただ PS4 / Xbox One 版では欠けていたアンチエイリアスがオンになっていることで、遠景などは美しさを保っており、全体として優れたパフォーマンスとなっています。

スイッチでいつでもどこでも、素晴らしいクオリティで『ニーア オートマタ』を楽しめる。

スイッチ版開発担当は、移植実績のある Virtuos

オリジナル版の開発はプラチナゲームズでしたが、スイッチ版『ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション』の開発は Virtuos が担当しています。

Virtuos はシンガポールに本社を置き、アジア・北米・欧州にスタジオを持つ開発会社です。『Bioshock: The Collection』『L.A.ノワール』『Dying Light』など既存ゲームタイトルの Nintendo Switch 対応を数多く行っており、また移植の際のクオリティも高く評価されています。

スクエニとはこれまで『ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター』『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』といったタイトルで、Virtuos と協力してきた実績があります。

『ニーア オートマタ』とは

NieR:Automata The End of YoRHa Edition(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)

『NieR: Automata』(ニーア オートマタ)は『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の後継作品として 2017 年にスクウェア・エニックスからリリースされたアクション RPG。開発はプラチナゲームズが担当。

舞台は、宇宙人が繰り出す「機械生命体」の圧倒的戦力を前に、人類が月へと敗走している遥か未来。プレイヤーは、新たに組織されたアンドロイド部隊「ヨルハ」所属の「2B」となり、地球奪還のための熾烈な戦いに身を投じることになります。

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