セガサミーホールディングスは 2022 年 11 月 8 日に発売したソニックシリーズ最新作『ソニックフロンティア』について、当初の計画を上回るヒットとなっていることを明らかにしました。
発売時点における『ソニックフロンティア』の評価はメタスコア 70 点台で、絶賛で迎えられたわけではありませんでした（※ソニックシリーズは特にメディアレビューにおいて評価が割れる傾向にあります）。ただ遊んだユーザーからの満足度は高く、ローンチ以降も販売は伸び続けています。
セガは第3四半期決算発表の質疑応答で、一時的なセールも行う中で 『ソニックフロンティア』の平均単価がそれほど下がってないことや販売戦略について訊かれ、「戦略的なセールスプランに基づいて進めている」と回答。ブラックフライデー等で一時的に価格を下げることはあってもその後販売価格を戻し、価格水準をある程度維持した状態でここまでの実績を上げることが出来ているとしています。
また 『ソニックフロンティア』のここまでの販売本数は「期初の通期計画を大きく超過している」とも。『ソニックフロンティア』は発売開始から約 2 か月、2022 年 12 月末までに世界販売 290 万本を突破しており、最近のソニックシリーズとしてはかなりのハイペースで売れ続けています。
セガとしては今後もプライシングやプロモーション、無償ダウンロードコンテンツの展開等の販売戦略に基づいて、長期的に販売していくタイトルであると認識しているということです。
『ソニックフロンティア』では今後も継続的なアップデートも行われる予定で、シリーズの新たな方向性を示した1本は息の長いタイトルとなりそうです。
