3DS『タンクトゥルーパーズ』はスイッチ版やマルチプレイモードも存在していた、任天堂の判断により見送り

Nintendo Switch 発売前の少し前の2016年12月、任天堂はニンテンドー3DSで『Tank Troopers』(タンクトゥルーパーズ)という対戦アクションゲームをリリースしました。開発は、潜水艦を用いたアクションゲーム『スティールダイバー』などの VITEI(ヴィテイ)。

『タンクトゥルーパーズ』には、それぞれ個性の異なる「トゥルーパーズ」と呼ばれる13人のキャラクターたちが登場。彼らが乗り込む戦車を操作して相手と戦うことになります。13人×36種類の戦車から好みの組み合わせを選び、敵戦車部隊を迎え撃ちます。

1人用のミッションに加えて、ソフト1本でマルチプレイを楽しめるダウンロードプレイや、ソフトと本体を持ち寄って遊ぶローカルプレイに対応し、最大6人で遊ぶことができました。

小粒なダウンロードソフトながらなかなか面白く、対戦相手がいれば盛り上がる佳作です。

VITEI の代表取締役でプログラマーのジャイルズ・ゴダード氏によると、本作には当初、マルチプレイモードが存在していました。また Nintendo Switch バージョンも準備ができていました。ジャイルズ氏が MinnMax のインタビューで語っています。

ジャイルズ・ゴダード氏によれば、スタジオは『タンクトゥルーパーズ』の Nintendo Switch 版の準備をしていました。しかしながら任天堂は最終的に(今のところ)、発売を見送りました。任天堂はまた、何らかの理由により、ニンテンドー3DS版に搭載されていたマルチプレイモードを削除する判断を下しました。

「僕らとしては、マルチプレイモードは残しておきたかったと思っています」とジャイルズ氏。「ちゃんと動いていたし上手くいっていましたし、テストもしていたんです。ただ何らかの理由で削除することになってしまいました。『タンクトゥルーパーズ』での唯一の後悔です」

VITEI はまた Nintendo Switch 版も開発していました。

「また僕らは Nintendo Switch 版も開発していたんです。動いていましたよ。完璧でした。本当にクールで、高解像度で。ただ任天堂は Switch で発売するほどではないと考えたようで。残念です」

ジャイルズ氏によると、Nintendo Switch 版は VITEI のレンダリングエンジンにより実現できたのだそう。この技術はマルチプラットフォームに対応しており、非常に容易に高解像度化できたのだとか。必要に応じて解像度を下げたり、逆に高解像度化したりができるのだといいます。

『タンクトゥルーパーズ』は3DSというハードウェアの限界やオンラインプレイの欠如をマイナス点として指摘する声が多く、これら問題は Nintendo Switch 版がもしあれば、容易に解決できたと思われます。ジャイルズ氏のいう削除されたマルチプレイモードがどの程度の内容だったのかは言及されていないため不明ですが、オンラインプレイもおそらくは。

ジャイルズ氏や VITEI 開発チームが当初描いていた本来の『タンクトゥルーパーズ』を いつか Nintendo Switch で遊べる日がくることを期待したいところ。

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