Nintendo Direct 6.21 の中で発表されたNintendo Switch版『スーパーマリオRPG』。1996年にスーパーファミコンで発売された任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス)の共同開発による同名タイトルを、3Dで表現された新たなグラフィックでリメイクしたタイトルです。ジーノやマロといったオリジナルキャラクターに再び会える。
マリオシリーズ初のRPGのリメイク版発表に驚いたのは、ファンだけではありませんでした。オリジナル版でディレクターを務めたひとりである藤岡千尋氏も「おお!なんと、ついに!絵も音楽も素晴らしくグレードアップしてますねー!いろんなミニゲームやフィールドの手触りがどう進化しているのかとても楽しみですね!」と興奮。さらにファンとのやりとりの中で、リメイク版には関わっていないことを明かしています。
「リメイクには関わっていませんが、このニュースには非常に驚いたし喜んでいます」
藤岡氏は以前 MinnMax とのインタビューで『スーパーマリオRPG』について、この続編を自分のキャリアの最後に作りたいと語っていました。
『マリオ&ルイージ』シリーズのように兄弟で冒険するのではなく(もちろんそちらも楽しいシリーズではあるのだけれど)、マリオが冒険する『スーパーマリオRPG』が最初に作ったものでまた思い出もあるので、ぜひ続編を開発してみたいと。藤岡氏の中にはどうやらストーリーの構想もあるようですね。
今回のリメイクをきっかけとして、マリオRPGシリーズの原点の続編プロジェクトが動き出すことはあるでしょうか。