調査会社 GfK Entertainment の新しいレポートによると、2020年にヨーロッパで最も売れたゲームソフトはエレクトロニック・アーツの世界的サッカーゲームシリーズ最新作『FIFA 21』でした(パッケージ版)。
『FIFA 21』はイギリスやスペイン、ドイツ、イタリアなど、調査の対象となった 19 の国のうち、16 の国で年間1位の売上を記録しました。前年の『FIFA 20』とその前の『FIFA 19』、さらにその前の『FIFA 18』から 4 年連続で『FIFA』がヨーロッパ最大のタイトルの座についています。
フランスで年間1位となった『あつまれ どうぶつの森』は調査国のほぼ半数でトップ3に入り、全体では2位の売れ行きを記録しました。また2017年4月の発売にも関わらず、『マリオカート8 デラックス』は7つの国でトップ3に入るなど根強い人気を誇り、全体で3位に。
『FIFA 21』が1位を取れなかった残る2つの国はロシアとフィンランドです。ロシアでは『The Last of Us Part II』が、フィンランドでは『マインクラフト』が最も売れたソフトでした。
サンドボックスゲームの代名詞でもある『マインクラフト』はフィンランド以外の国でも人気が持続しており、イタリアやポルトガル、スペインなど主に南ヨーロッパで高い人気でした。PS3/Xbox 360世代から売れ続けている『GTA V』もまだまだ人気で、ポーランドやロシア、チェコ、ハンガリーなど東ヨーロッパで好調だったということです。