任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」向けに世界的サッカーゲーム『FIFA』の対応を発表しているエレクトロニック・アーツ。
日本では2013年3月の『NEED FOR SPEED MOST WANTED U』を最後に任天堂プラットフォームとは距離を置いている EA ですが(海外では2014年9月の『FIFA 15』まで3DSやWiiをサポート)、今年秋の『FIFA 18』で久しぶりに供給を再開します。
パリで開かれた『FIFA』のイベントにて、EA の CCO を務めるピーター・ムーア氏は、Nintendo Switch 向けの『FIFA』が、今年秋発売予定のシリーズ最新作『FIFA 18』であることを初めて明らかにしました。
発売タイミングを考えると新作になるのは妥当な流れかと思いますが、これまでは単に『EA SPORTS FIFA』と呼ばれ、発売時期も2017年、あるいは未定とされていました。
Switch 版は、現行のPS4/Xbox One版ではなく、旧世代のPS3/Xbox 360版に近いものになるのではとの噂も出ています。これについてムーア氏は「バンクーバーの『FIFA』開発チームが制作する、Nintendo Switch 用にカスタムビルドしたバージョンが、あなたの手にするものだ」と、Nintendo Switch 版『FIFA』がこのシステム用に特化した内容となることを改めて強調。それ以上の詳細については言及を控えました。
Wii U で発売された『FIFA 13』は、FUTが無いなど一部省かれた機能・モードがありました。その一方で、Wii U GamePad のタッチスクリーンを使った操作や管理システムが採用されたり、もう1つコントローラーがあれば選手と監督に役割を分けた協力プレイも可能でした。Nintendo Switch ではどのような特化した体験が提供されるでしょうか。