Nintendo Switch は米国だけでなく、ヨーロッパやオーストラリアでも 2020 年 11 月に最も売れた家庭用ゲーム機でした。
業界メディア Games Industry の編集長 Christopher Dring 氏が明らかにしました。年末商戦の前半は、今年ここまでの勢いそのままに、Nintendo Switch が各地で好調な売れ行きを示しているようです。
Across Europe and Australia, Nintendo Switch was the No.1 selling games console in November, just ahead of PlayStation 5. Switch sales are overall down very slightly (2.2%) over November 2019, which benefited from the launch of Pokemon Sword and Shield
— Christopher Dring (@Chris_Dring) December 10, 2020
Christopher Dring 氏によればNintendo Switch は PlayStation 5 を上回り、ヨーロッパとオーストラリアで 11 月に最も売れたゲームコンソールでした。Switch の販売数量自体は、2019 年 11 月と比べて 2.2% の減少。2019 年 11 月は『ポケットモンスター ソード・シールド』が発売されており、わずかですが反動減となりました。
ゼルダ無双 厄災の黙示録 : フランスやドイツは英国の2倍売れている
Christopher Dring 氏はまた、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の販売傾向に関しても言及(パッケージ版の話)。英国での販売数量と比較して、フランスは 2 倍以上、ドイツも 2 倍程度の販売実績となっているようです。大きく差がついており『無双』のゲームスタイルは英国人にそれほど合っていないのでは、と感じると指摘。
Interesting to see that Hyrule Warriors: Age of Calamity sold more than double in France than it did in the UK, and double in Germany, too (physical sales). I feel the style of game isn't as well suited to the UK audience
— Christopher Dring (@Chris_Dring) December 10, 2020
フランスやドイツはイギリスと比べ任天堂人気が高く、特にフランスはヨーロッパの中でも任天堂人気が高い国。ゼルダ人気も高いそうです。ただ、通常はこれほどの差はつかないとのこと。
ゼルダ人気という点ではイギリスも悪くないとは思いますが、『無双』と組み合わせたゲームシステムはあまり響かないようです。